もうすぐ ALL JA コンテスト2007年04月22日 10時46分23秒

開催日時 2007年4月28日(土)21時00分から29日(祝)21時00分(JST)まで

上記のスケジュールで今年度の ALL JA コンテストが開催されます。皆さんはどの部門に参加されますか?

フル参加でなくても、書類提出をしなくても声を出してみませんか? 年々参加局が減ってきています。 是非少しでも参加局とのQSOをお願いいたします。

《PLC問題》 続 CNC-1000 RADIO NIKKEI混信?2007年04月24日 09時54分06秒

T-Rexのひとりごとによると、タイトルの件 CNC-1000 は ラジオNIKKEIに対してかなりの混信を与える様です。

そこで発売元に当該URLをメールにて伝え、混信しない仕様ではなかったのかと尋ねたところ以下の回答メールを頂きました。

ご指定サイトでは、アマチュア用の民生機器を利用し測定回路や測定条件も記載されてませんので、全く評価出来ませんが、弊社では総務大臣より登録を受けた登録証明機関が電波法で定められた測定方法、測定条件により測定した信頼性ある公式データを弊社ホームページにて公表してますので、是非、公式データ参照の上、正しいご判断を賜れれば幸いです。

公式データ ⇒ http://hikarinets.co.jp/OFFICIAL-DATA

測定条件として10mチェンバーの試験が義務付けされてますが趣味で測定している人は、測定条件を満足してなく正しい測定が出来ていないと考えられます。

無線従事者の国家試験でも「無線測定」は極めて重要な試験 ですが一技程度の専門知識や測定技術、実務経験が無いと 正しい測定は困難と思いますので、是非、専門家が行いましたデータをご参照頂ければ幸いです。

何卒、よろしくお願い申上げます。

P.S.
弊社のSIRDはノッチフィルターは採用しておりません。ノッチ フィルターは特定の周波数のみを限定してフィルタリングする だけですから、外部から広帯域で強度な信号が入力されます とアンテナ入力直後の広帯域増幅回路が感度抑圧による増幅回路の飽和状態で希望波信号を増幅できなくノッチフィルターには意味が無いと考えておりますため、CNC-1000は狭帯域のSIRD回路方式によりアマチュア無線バンドに対する混信防止を行っております。 「無線測定」を知らないアマチュア無線家の人には理解が難しいかと思いますが、「感度抑圧」は重要な専門知識ですので、勉強して理解して頂きたいと存じます。

私は素人ですのでこれをお読みになった方のご意見をうかがいたいと思います。

ALL JA 2007 コンテスト レビュー2007年04月30日 06時29分22秒

第49回(2007)ALL JAコンテスト、参加はいつも通り自宅から X50 です。 昨年の結果は 520 x 29 = 15080 。 今年の目標は QSO 500 Over マルチ 30 としました。
体調はほぼ万全。 昼寝もしました。 風呂にも入り 20:30 にはシャックに入り 50.255MHz というまずまずのポジションを確保。コンテスト仲閒の JQ1BVi JJ1VOM/1 と開始5分前までラグチューしました。 その後 JP1LMD と開始までラグチューし、そのまま突入。周波数が良かったのか昨年以上のペースで交信が進みます。しかし今年はマルチの伸びがいまいちでした。昨年の結果を見ながらちょっと心配しながらのオペレートです。

今年は例年になくノイズが酷かったです。コンテストですからノイズブランカーなんて 50.255MHz というポジションでは入れられません。仕方なくノイズの少ない方にアンテナを向けていました。

開始3時間はSSBでランニングという基本方針ですが、ノイズのすごさに 23:40 よりCWへ移行しました。時折様子見でSSBにも戻りましたがすぐにCWへ。

ノイズはこんな感じです。 ビデオ画像です。 QuickTimeで再生できます。 すごいノイズ・・

昨年よりペースは良かったのと、ノイズで疲れたのと、これまでの経験から仮眠はなんと3時間も取りました。 02:15-05:15 まで寝ました。 過去最長です。(^_^;

しかし・・・・  起きてから 06:30 までの間のノイズは過去最大に匹敵する物。 S7 まで振っています。 パルス性ならばノイズブランカーで切れますが、そうではありません。 PLC問題に興味のある僕としては 「まさかPLC」とも考えてしまいました。

その後もCWにいることが多くなってしまいました。 CWですとノイズに対抗できるからです。

相変わらずマルチの伸びがいまいちで、いつもできる 岩手 大阪 京都 広島 あたりができません・・・・  ちょっと焦りも出てきます。 コンディションはいまいちというか不安定。 MS っぽいのも出ていました。 10時頃から変化が出始め、MS風に福岡ともQSO。沖縄はEsでQSOできました。イオノグラムを見ていると山川の映像にEsらしきものが。 期待感がふくらみました。
イオノグラム
8からも MS で呼ばれました。 JA8 しか取れませんでしたのでQSOには至りませんでしたが・・・・・

午後になって取れていなかった関西以西も少しずつ埋まってきました。遠くからのお声がけ大変うれしかったです。しかしこの時点でも 京都 大阪 は残っています。 奈良移動の JF3LCH/3 は大変強く入っています。 途中何度かエールの交換をしました。 また鹿児島局もこのコンディションならばできて良いはずなのにまだだったところ、ローカルの JI1UHZ局が与論島のセカンドハウスから呼んできてくれました。助かります。

どうこうしているうちに DX の方は近隣諸国が強力に入感し始めました。 西方向から南南東方向に弱いながらも Sc があります。 そちら向けにCQを出しますが、Scを使ったQSOはほぼ皆無でした。 もっとうまく活用できなたったのか悔やまれます。試しに KG6DX や DU7/PA0HIP の周波数を聞くと、他のエリアの方も SCで入っています。 コンテストで呼んでくれたらなぁ・・とも思いますが、参加はご本人の意志ですから仕方ありません。同じ趣味でも趣向は違うのです。 しかし参加局は年々減り続ける・・・ うーーーん・・・ ジレンマ。 で、ほんとに飛んでいるのかというチェックも兼ねて T88KLを呼んでみるとちゃんと応答があります。 問題はないようでした。
(^_^;

DXのコンディションは マレーシアまで開いていたようです。 というのは 17:20 に CW で CQ TEST を出していたところ 9M2IDJ (op JA6IDJ) からコールされました。 最初は2の特別局かなと思って 8M2IDJとコピーしてしまいました。期待感がコピーを間違わせます。 しかし実は 9M2 です。 はぁ??? と思いながらも通常のQSOをすましました。すぐに JA6IDJさんに確認のメールを出したところ、ご本人で5局のJAとQSOされたとのこと。他にも聞こえるが呼んでも応答がなかったり、CQを出しても呼ばれないとのことでした。 100W 2ele だそうです。 しかしよく来ていました。 ハイ(^-^)

その後も CW を中心に運用しました。 大阪狙いのビームでやっていても全然呼ばれません。 目標の30マルチに届かせるには、絶対落とせないのに。 CWでマルチ探しをしたところ、JR4QPD/4を発見。 ありがたやぁ~ Newマルチ ゲットです。 運は僕を見放してはいませんでした。 終了まであと45分というところで JG3WEU局が呼んできてくれたのです。それこそ

キタ━━━━━━(;゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

とにやけてしまいました。 ありがとうございました!!!!!!!

最終的には局数は昨年に届かず 515 でしたが、マルチは目標に届き 30 です。 トータルで昨年のスコアを超えることができました。年々交信局が減る中では久しぶりです。終了直後に 50.255MHz でまた JQ1BVi JJ1VOM とと10分ほど話をして終えました。 疲れました。

暫定ですが結果を公開します。

<結果>

バンド交信局数得点マルチTOTAL
50MHz5155153015450

<時間ごとの交信局数> (括弧内は電信の内数)

50
[21] 104
[22] 65
[23] 39(11)
[00] 39(35)
[01] 22(14)
[02] 4(4)
[03] 0
[04] 0
[05] 9(4)
[06] 15(4)
[07] 19(6)
[08] 26(16)
[09] 11(3)
[10] 22(14)
[11] 9(7)
[12] 15(10)
[13] 16(16)
[14] 14(4)
[15] 10(8)
[16] 16(5)
[17] 11(3)
[18] 10(9)
[19] 23(5)
[20] 16(2)

Total 515(180)


<時間ごとの累積交信局数> (括弧内は電信の内数)

[21] 104
[22] 169
[23] 208(11)
[00] 247(46)
[01] 269(60)
[02] 273(64)
[03] 273(64)
[04] 273(64)
[05] 282(68)
[06] 297(72)
[07] 316(78)
[08] 342(94)
[09] 353(97)
[10] 375(111)
[11] 384(118)
[12] 399(128)
[13] 415(144)
[14] 429(148)
[15] 439(156)
[16] 455(161)
[17] 466(164)
[18] 476(173)
[19] 499(178)
[20] 515(180)


<マルチプライヤーの獲得状況> (括弧内は電信の内数)

[21] 9
[22] 1
[23] 2(1)
[00] 3(3)
[01] 1
[02] -
[03] -
[04] -
[05] -
[06] -
[07] 2(1)
[08] 1
[09] -
[10] 1
[11] 1(1)
[12] 3(3)
[13] 1(1)
[14] 1(1)
[15] 1(1)
[16] -
[17] 1
[18] 1(1)
[19] -
[20] 1(1)

Total 30(14)

<時間ごとの取得マルチプライヤー>

[50 MHz]
[21] 11 10 15 14 16 13 12 17 18
[22] 09
[23] 08 07
[00] 20 24 26
[01] 19
[07] 06 31
[08] 21
[10] 47
[11] 40
[12] 37 23 29
[13] 27
[14] 39
[15] 46
[17] 22
[18] 34
[20] 25

これからも CW にどれだけいたかがよく分かります。昨年度のコンテストレビューはこちらにありますので、QSOの中身を比較すると違いが分かります。

最後になりましたがQSOしていただいた皆様、ありがとうございました。また次のコンテストでもよろしくお願いいたします。なお、電子QSLは QSO BANK に既にデータを送ってあります。 また後日QSLガードをJARLに送付いたします。事前にいらないと判明している方にはお送りいたしません。同じバンド、モードで過去に交信されていらっしゃる方も返信される必要はありませんのでよろしくお願いいたします。 コンテストのQSLを発行することについては色々な意見がありますが、カードを出さない人は呼ばない、という意見もあり無視できません。当方は普段あまり無線をしていませんし、初めての方も結構いらっしゃいますので全て発行することとさせていただいております。(-_^)