JARLコンテストについての意見募集2012年08月02日 14時35分01秒

JARLコンテストについての意見募集(1回目) が昨日からスタートしました。
http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/1st-iken-boshu.htm

私はコンテスト好きなアマチュア無線家として以下のようにメールをしました。

4-1. FDコンテストの実施時期について

・コンテスト時期変更: 反対

まず「他のコンテストとの時期の入れ替え」という事からして反対です。
心配なさっている高齢者の酷暑での移動運用ですが、入れ替えただけでは
全く同じ事です。無意味でしょう。 それぞれのコンテストがそれぞれの時期に開催されることで、コンディ
ションも含めた大きな意味を持っているのは言わずもがなです。どの
コンテストでも移動運用をする局がいます。 FDだから特別という事はないのではと考えます。 そもそも移動運用で参加する人は、自らが希望して移動運用をするわけ
ですから、自己の健康管理はまさに自己責任です。 ということで反対です。 4-2.160mバンドの復活について ・160mバンドの復活: 賛成 すでにローカルコンテストでは使用されています。 別に問題ないと
思います。 4-3.その他 全市全郡コンテストのルール変更の提案 海外局部門を設置し、海外局へ門戸を開いてはいかがでしょうか。 提案理由 1. JARL アワードの JCC/JCG のプロモーションとなる。    実際普段のQSOでも海外局から自局のJCC/JCGナンバーを    尋ねられることがよくある。 2. 海外局の参加を認めることにより、普段DXしかしない方々の   コンテストへの参加も見込まれる。 3. 日本の局が主役になることにより、普段海外局との交信の機会に   恵まれない局にもそのチャンスが拡大する。 総じてコンテストだけでなく、アマチュア無線全体の活性化につながる。 具体的な案 1. 海外局全体で 1 マルチ とする。   もしくは 大陸ごとに1マルチ とする。 2. 海外局は日本国内局だけの交信が有効。 3. 海外局の部門では日本のそれと同様に X部門 C部門等を設ける。

まずFDコンテストの時期の変更ですが、単に他のコンテストと入れ替えるだけでは同じく移動で参加する人もいるので無意味です。入れ替えたとしても効果はありません。まして入れ替えた上で、FD以外は定設置場所以外からの参加を認めない、とするのも現実離れしています。そんなことをすれば移動運用での参加に面白みを感じていた人たちや、普段自宅では無線ができない人たちの参加を拒むこととなってしまうのは言うまでもありません。

コンテストは自分に与えられたコンディションの中で、どれだけの成果が出せるかという事が一つの面白味となっています。ご自宅の設備では戦えないが、移動運用をしてシングルバンドだけでなく、マルチバンドで勝利を目指すという方々が沢山います。
中には私のように「自宅でしかやる気が起きない」人もいるでしょう。各人がそれぞれの考え方で参加し競うのがコンテストだと考えます。

正直私はFDコンテストは野外運用での参加は未経験です。自宅からの「らくらくコンテスト」が基本的な方針ですので。しかも50MHz以外でまじめに参加したことはありません。理由は勝てるような設備を持っていないからです。しかしFDには参加します。係数が 1  だとしても、固定からどのくらいできるのかという楽しみ方もありますので。入賞は度外視です。


次に 160m BAND ですが、私は1.9MHz帯にしか出たことはありませんが、すでにローカルコンテストでは使用されています。 1.9MHz帯だけにするのであれば問題はないのではと思います。ただし、160m BAND を熟知しているわけではないので、もしかしたら問題があるのかもしれませんが・・・・


その他としては前述のとおりです。

コンテストは迷惑だという意見もあるでしょう。 しかしアマチュア無線には色々な楽しみ方があり、それぞれを尊重しあってこそ調和が取れるのだと思います。国内一般交信に混信となる、DXに対して混信となる等、各バンドの特性でいろいろな意見があろうとは思います。しかし自分の興味のあることが全てで、興味のないものは排除したいという考え方には同調できません。

皆さんも意見を出してみてはいかがですか?  (^^)