JTDX 18.1.076 リリース2018年03月03日 11時59分14秒

タイトルの件リリースされました。

少しずつ改良が進んでいます。 デコード率、の点だけで言うと step 34が良いという話もありますが・・・


 change logにある

WSJT-X v1.8 GA r8193 - 2766
JTDX v18.1.0.75 / 4 threads - 2822
JTDX v18.1.0.76 / 1 thread - 2855
JTDX v18.1.0.76 / 4 threads - 2908
JTDX v18.1.0.76 / 4 threads + SWL - 3001
JTDX v18.1.0.76 / 12 threads - 2878

ですが、私の環境でもほぼ同じ数字が出ました。 WSJT-X 
v1.90-rc-2 r8533 Deep, Enable AP でも r8193 と変わらない数字でした。 デコード能力の差はわずかですが、 JTDX に分があるような結果が私の環境では出ました。

これは
で配布されている wavファイルをデコードさせたときに、何局デコードできるかという結果です。


sensitivity check では -22dBファイルのデコードでは 075の方が076と比較して何回やっても数字は良かったのですが、混雑している環境でのデコード数トータルでは076の方が上でした。 sensitivity check の結果だけですが、 034 が 075,076よりも良い結果が出ます。 混雑している環境では開発チームのお一人である MM0HVU Davidさんが 29000 decodeで比較したところ、やはり 034 が 121 decodeだけですが076を上回ったそうです。その差 0.4%。 

私はやはり新しい方を継続的に試用してみます。

また、JTDX 18.1.0.75 から採用された JTDX.ini の "NFT8Depth" の設定ですが、decode をdeepに設定してると "3" となり、iniファイルをいじって"4" にすると deep with 4 passes になります。

実際のデコードでどんな差がでるか、色々試してみます。