2019年、テレビ局がよく言うところの「平成最後」のALL JAコンテストが終わりました。今年も沢山の方にQSOしていただけました。本当にありがとうございました。おかげさまで昨年のスコアもクリアーすることができました。皆様のおかげです。重ねてお礼申し上げます。
昨年は整合の取れていないアンテナで挑みました。最終的には機材に不具合も発生すというオチも付いてしまいましたが、今年のアンテナのマッチングは問題ありません。昨年秋のACAGでも結果を出したアンテナをそのまま使用しています。
昨年のレビューにアンテナの不具合を記載しております。ご興味のある方はぜひ。
2018年は開始75分前から場所取りを始め絶好の位置を確保したのですが、今年は実家に行って夕食をとっていたために開始60分前を切ってからの場所取りとなりました。その結果として 50.333MHz という少し上の位置になってしまいました。 アンテナは毎度のことですが北東向けでの場所取り開始。サブの受信機でも特に使用されていないことを確認の上普通にCQを出し始めました。桜川市に移動しているコンテスト仲間の JJ2JQF/1 とラグチューを開始し、エールを送ってまたCQを出すと、今度は飯能市の JE1CKA op:JR9FFO/自閑さんからお声がけをいただきました。アンテナはサイドでしたが大変協力でした。しかし正面向けるとどけだけ強くなるか興味もあったのでアンテナの方向を北西に。+40db以上の信号はローカルラグチューそのものでした。後で知ったのですが、50.330MHzには移動局がいらしたようで、メールで被りますよとご連絡を受けていました。そのメールを読んだのはコンテスト開始後でしたのでそのまま333で運用していました。メールを読んだ後に 1kHz 上がりましたが、当該局の方にはご迷惑をおかけしたようで申し訳なく思います。
本件とは関係ありませんが、コンテストの時のように混み合っている場合、ノイズブランカーを入れたままですと近接局の影響を受けやすくなります。多少ノイズがあってもバリバリと影響を受けるよりは良いときもありますので、ノイズブランカーの ON/OFF を試してみると良いです(^^)
その後は邑楽郡千代田町移動の JM1EKM/1 局、そしてFDでは一緒に移動する JM1TDG/1 つくば市とQSOをしてコンテストの時を向かえました。
コンテスト開始直前まで CTESTWIN を起動していなかったので、さあと思って起動させてコンテスト突入。しかしここでハプニングが。リグコントロールの設定が悪いのかポップアップの警告が出続けます。どうこうしている間に面倒くさくなって一旦CLOSEさせました。そのときに焦っていたのでバックアップを取るのを忘れてしまいました。自動でバックアップを取る機能もあったことまで忘れてしまい、2局ほどロストしてしまいました・・・ 痛すぎます。 慌てないでやれば失うのは時間だけで済んだのにと思うと悔しくなります。
コンテスト開始までは余裕を持ってロギングソフトウェアの立ち上げをしておきましょう。当たり前のことですが。(^_^;)
そんなトラブルがあったのでスタートダッシュには失敗し、作年は開始10分で35局もできたのに今年は20局でした。やばいと更に焦りが・・・
しかしその後は挽回をし交信局数のグラフを見れば昨年を上回っています。(^_^;)その後も順調に局数は伸び続け日が変わるまでSSBのRUNで238 QSOでした。山の上の移動をされてらっしゃる方からすれば当たり前か目標に届いていない数値かもしれませんが、自宅からの運用の私にすれば御の字です。0時5分過ぎには家庭内SWRが上がらないようにCWに切り替えました。タイミングとしては少し早いと思ったのですが仕方ありません。
CWで78QSOして3時に仮眠開始。例年通り5時半に起床で再開。コンテスト前には3時間の仮眠をしていましたのでこれで頑張れるかなと思ったのですが・・・
再開後はやはりCWです。7時半過ぎまでCWで、その後SSBに移りました。後は状況に合わせてモードチェンジです。
今年のお空はご機嫌斜めだったようです。電離層反射はありませんでしたし、いわゆる地上波の延びもいまいちでした。時々同じ周波数で運用していると思われる遠くの局が、一瞬上がって落ちるというのを何度も経験しましたが、QSOできるほどの持続はなく・・・ 西向けのときに 4 5 6 の数字をSSBでもCWでも聞きました。5秒あればQSOできる可能性もありますけれどもそれ以下では如何ともできず。
いつも固定局はマルチで勝負と言っている割に、昨年も今年もそれほどではありません。 北方面、北海道と青森はできないとしてもそれ以外の東北は欲しい。しかし今年も秋田と山形ができず。北方面に向けているときに限って変なローカルノイズが盛大に出るし。複数のコンテスト仲間がQSOしたという山形 JE7WBI局はできずじまい。秋田といえば JA7KPI 局ですが、私の電波は数回聞かれたそうですが交信には至らず・・・ 残念すぎます。 西方面。九州でも聞こえたそうでコールしてくださったとあとから聞きました。しかし相当厳しい状況だったのではと思います。関東のコンテスト仲間の話では、九州とのQSOはありません。私の知っている範囲内の話ですが。
和歌山は今年もできませんでした。あの方と繋がらないときっと無理なんだろうと思います。
アンテナの調子が良かったのか、皆さん旅行に行かず無線に出てこられたのかは分かりませんが、昨年より多くの方とQSOすることができました。今年も 1st QSOの方が数多くいらっしゃいました。 大変嬉しく思います。 マルチ数も作年並みを確保し、スコアアップはできました。しかし一瞬のEs Scもなく単調なコンテストで、精神的には疲れました。実は途中 20分 も寝落ちしています。気がついてよかったです。(^_^;)
今年は強豪が同じ部門にご参加でいらっしゃいました。移動の方、固定からの方。いずれもけっして無視できない実力の持ち主です。連覇をするためには当然ですが意識せざるを得ませんでした。いいモチベーションに繋がったと思います。
-------------------------------------------------------------------
さて暫定結果の報告です。自分はいつも50MHz H部門に参加と明言していますし、実際コンテスト中にHのナンバーを送っていますので他の方への影響はほぼ無いと思い、ここに発表します。
ご覧になりたくない方はスルーをお願いいたします。
-------------------------------------------------------------------
CALL : JP1LRT
CONTEST : 2019 ALL JAコンテスト
Band QSOs Pts Multi
50MHz 683 682 28
--------------------------
Total 683 682 28
Score : 682x28=19,096点
交信数グラフは
接近したこともありましたが、ずっと昨年以上をキープできました。
★ハイライト
1.スタートでつまずいた割には良いペースで進めることができた。
2.呼びまわり時に、ふわっと上がってくる遠くの電波を受信することができマルチ増。
飛行機反射だろうと言われています。
★ローライト
1.北側に新たなノイズ源出現か?
2.お空のご機嫌斜め。Es Scなし。 あったかもしれないけれどもつかめず。
3.4回も呼んでくる社団局あり。ALL JAは年度最初のコンテストなので新入生かもしれませんが、コールする前にロギングソフトウェアに入力してみて、QSO B4かどうか確認しましょう。面倒だったのでCWはDupeにしました。
4.睡魔に勝てず寝落ちして時間ロス・・・ 寄る年波には勝てない。
5.開始直後のPCトラブル。
6.直下型プリアンプが故障したままなので耳が追いつかない。
色々ありましたけど頑張ったと思います。しかし疲れが翌日まで残ってしまいました。ローライトにも書きましたけど年だなぁ・・・と。 orz
CW onlyの方が楽なんですけれども、このALL JAはX部門でもうしばらく頑張りたいと思います。いつまでかは分かりませんが・・・
QSOしていただいた皆さんありがとうございました。また私の耳が追いつかずせっかく呼んでいただいたのにQSOに至らなかった皆さん、申し訳ございませんでした。懲りずに他のCONTESTでもよろしくお願いいたします。
コンテストは自分の体力への挑戦、コンディションの把握、モードチェンジのタイミング等いろいろな要素があって本当に楽しいですね。また次のコンテストでもよろしくお願いいたします。次はずっと先の 6D かもしれません。 今年も沖縄移動の予定です。
ありがとうございました。
今年の6mはANT2本体制でしたがホボ効果ナシでしたHi
またよろしく