ALL JA コンテスト レビュー 20222022年04月25日 08時58分13秒

読み物としては昨年のほうが面白いかと思います。


SSNの上昇に伴い、連日午後からOC方面のオープンが始まり、夜間にはME方面までのオープンが続いています。時に素晴らしいScを伴い、国内局がFT8ではよく見えています。コンテストへの期待も高まりました。
DXがオープンしていてもコンテストのときは気にしないことにしています。そうしないとどっちつかずになってしまいますので。

コンテスト当日は早起きをしました。4時前に起床です。昼寝をたっぷりしてコンテストに備えるという意味だったのですが、昼寝に失敗・・・ 1.5時間しか寝られなかったのです。かなりまずい状態でコンテストへ突入することとなってしまいました。ドリンク剤とコーヒがお友達です。

コンテスト開始1時間前から運用周波数を確保します。周辺周波数に強敵になる人がいないことを確認して50.385MHzで一般QSOを開始。コンテスト開始の少し前からは毎回アンテナを筑波山に向けます。これは筑波山からの参加者に互いに影響しないよう、「私はここにいますよ」とアピールする狙いがあります。一般QSOを進めていてそろそろと思い筑波山に向けると・・・・・
なんということでしょう!!!!! 筑波山からご参加のアクティブ・コンテスターが5KHz上にいらっしゃるではないですか!!!  これには驚きました。 アンテナを向けてはいなかったとは言え、筑波山で私の電波を認識されなかったということはないはずです。互いを知る者としては正直申し上げてこの選択はないだろうと思いました。 😢  もし私より先に運用を開始されていらしたら、私の確認ミスです。お詫びいたします。

下の画像はIC-7300のSCOPEのものです。



わかりやすく囲ってありますが、上下にかなりの幅があり、5KHz下の私にもかなりの影響があります。彼には直接短い言葉で伝えました。彼の名誉のために書いておきますが、彼が故意に広がった電波を筑波山という大票田のど真ん中に聳える山の上から出したとは考えていません。どんなリグをどんな設定でお使いだったかは存じませんが、次のコンテストではきっと改善されると思います。コンテスターの彼にはそのスキルがあるだろうと思います。
私も430MHzの電波の質をコンテスターにご指摘いただき、対策を取らせていただきました。互いに幸せですので。(^^)

しかし中には考えられないような電波を出していらした方もいました。


皆さんもご覧になられたと思いますが、13県にご移動でした。山の上からのテロ攻撃は勘弁していただきたいものです。

ご近所なら仕方ない面もあります。しかし・・・


結局コンテスト開始20分で私は耐えきれず1.5KHz下りました。私の下の局は16県の移動局で50.380MHzにいらしたので3.5KHz上となり、許容できる範疇かと思います。

QSOの推移ですが、開始して直後にすぐ感じました。「今年は参加局が少ないのでは?」と。 日程が23日-24日とGWから離れているので、中には開催日が来週だと勘違いさりていた方も少なくともいらっしゃるのではないかと思います。実際にTwitterでは今週なの?というtweetもあったとか。

まあ淡々と進めるしかありません。いつも通り3時間はSSBでRUNします。アンテナをぐるぐると回しながら。24時を過ぎると家庭内SWRの悪化を防ぐためにCWに移り、2時まで運用。そして5時まで仮眠です。

後ほどコンテスト数の推移のグラフを掲載しますが、昨年比でその時点で「-60」くらいです。これではモチベーションが維持できません。すぐに仮眠に入りました。

5時に起きて再開しますが8時まではCWです。その後はCW/SSBを行ったり来たりですが、最初の3時間で結構疲れているおっさんなので、必然的にCWが多くなります。(笑)

コンディションに変化が出てきたのは昼頃から。どうやら8から西日本が Es でオープンしている様子。やばいなぁ・・・と思いつつアンテナは北向けです。探すとふわふわ聞こえます。パイルを捌いている様子。捩じ込んで数マルチ確保。応答がない方も何局もいました。仕方ありません。 PSKR https://pskreporter.info/pskmap.html を見ているとFT8でどこのエリアがどんな感じでオープンしているかがわかります。コンテスト中でしたので画像としての保存はしませんでしたが、8の皆さんは相当楽しかったのではないかと思います。 結構な時間開いていました。

ほぼ同じ時間帯からFT8ではFijiの3D2USUの入感が始まっていました。しかし国内のScはまだ実用レベルにはありませんでした。 14時半過ぎからVKの入感が始まりました。まだまだでしたが期待をして15時から南南東に向けての運用を開始。しばらくすると JK2TTP 局がSメーターを振らせて呼んできてくださいました。 おおお!!! 来たかなと思い続けているとその後かなりの広範囲からScでの伝搬でコールされます。 Sc は地味なので気が付かない方も多い中大変ありがたいです。北日本の方は南にアンテナ振ると思いますが、西日本の方は国内QSOのために南のアンテナを振る機会は少ないかと思いますので、なかなか気が付かない方も多数いらっしゃったと思います。

18時前くらいまでこのScでのQSOが使えました。お陰でマルチを大きく伸ばすことが出来ました。

その後はインドや中東方面への210度くらいのスキャッターによるQSOを確認していますが、国内QSOができるほどの散乱はなく19時半からの沖縄のEsによる入感があったくらいです。沖縄は同じ局を12時前のオープンで確保できていたのでスルーしました。

終了間際に宮崎の JE6AZU 局からのコールを受けました。大変ありがたかったです。

今回のハイライト、ローライトは昨年とほぼ同様なので省略します。秋田のマルチ確保の時間帯は後ろにずれましたが、その他は一緒です。 ScでのCWのパイルはきつい・・・
粘ってくれない・・・ 

そして交信局数の大幅な減少・・・ 今年は皆さん巣ごもりもなしでおでかけ自由ですので仕方ないと思います。


以下ネタバレになります。 見たくない方はけっしてクリックなさらないでください。

QSOしていただいた皆さんありがとうございました。
こちらの耳が追いつかなくてQSOできなかった皆さん、申し訳ありませんでした。これに懲りずまたよろしくお願いいたします。

最近はFT8で遊んでいることが多かったですが、コンテストでの運用は非常に楽しかったです。 これからは6mのシーズンなのでほぼ6mに張り付いていると思います。 またお会いしましょう。




交信数の推移のグラフとマルチは画像ですので見ることができます。見たくない方はここでページを閉じてください。




















交信数の推移のグラフです。 昨年の結果と重ねています。






交信できたマルチです。








速報値 暫定結果は以下のとおりです。 スコアはクリックしないと見れませんが 見たくない方はここでページを閉じてください。






















 CALL : JP1LRT
 CONTEST : 2022 ALL JAコンテスト

  Band   QSOs   Pts  Multi
 50MHz    606   602   42
--------------------------
 Total    606   602   42

Score : 602x42=25,284点