2010 全市全郡コンテスト レビュー2010年10月11日 22時09分09秒

全市全郡コンテストにご参加の皆さん、お疲れ様でした。今日はいい天気で皆さんのんびりされたのではないでしょうか。 私も今日は無線機のスイッチを入れませんでした。

さてコンテストですが、今回は初めてC部門への参加となりました。ずっとX50だけだったので、C50も経験してみたいと。最初から最後までモード変更する必要もありませんし、バンド幅も狭く参加局もX程は多くない、等と色々想像していました。いつも50MHzなのは変わりないですが。
またこのコンテストから「受信系」の武器を入手し、初めての実戦投入です。プリアンプです。このプリアンプは優れものでした。受信がかなりよくなったと思います。IC-7600のフィルターを狭いものを選択し、ルーフィングフィルターも狭くすればかなり使えます。(^^) 今後のコンテストやDXに活躍してくれそうです。

結局はC部門に参加と決めましたが、開始直前まで悩みました。(^^;)

コンテスト直前はSSBの場合周波数の確保のため、予め普通にCQ等を出していますが、CWの周波数はがらんとしたままです。
「ほーーーーっ」と新しい発見をして感心しました。しかし今までの周波数確保をしていたのでSWRの測定も兼ねてVVVを出してしまいました。

で、コンテスト突入です。 今回も Zlog を使用しています。最初は 26wpm でやっていました。
SSBですと、開始直後の1時間で100局くらいできるのですが、全然それには届きません。 これがC部門なんだ・・・と言い聞かせながらのオペレーションです。
X部門だと最初の3時間で200-250QSOなのですが・・・ 実際今回は 102QSOと半分です・・・・ 正直どんなもんなんだろうかと悩みました。とにかく暇です。 CQはZlogが出していますので、ネットもできるし飲み食い可能だし、雑誌も読めます。こんなんでいいのーー???って感じでした。

2時台はなんと 5QSO・・・ 3時に寝ました。起床は5時15分。15分というのは寝入るまでの時間を考えてです。

予定通り5時15分再開です。しかし5時台5QSO・・・orz
6時以降は10QSO前後で推移しました。また途中から速度を 23wpm位に落としました。理由はそれぐらいの速度で呼ばれる方が多かったからです。

コンディションはGWもそこそこ伸びていました。しかしこのコンテストは局数がものを言うコンテスト。マルチは同じエリアに沢山あります。遠くの県まで飛ばす必要もありません。ですので遠くまで飛ばす事は意識しないで運用しました。でも西に向けると3 4 5が時々コールしてきてくれます。なんか嬉しかったです。

MSも時々あるのか、突然QRMがあったりしました。特に時間は忘れましたけど、30秒近いMSのロングバーストがあり、QRMは4とか6とか打っていました。一瞬何が起こったのか・・・と思いました。(^^;) あとで聞いた話ですが、SSBに出ていた人はこのロングバーストでQSOした人もいたようです。

17時から18時過ぎにかけては南南西方向のスキャッターがありました。DUがFBに入感していたそうです。しかしこのスキャッターを利用してQSOできたのは 3 5 6 のそれぞれ1局ずつでした。南南西に向けるのはコンテスト中には西日本の局にとってはちょっと勇気が必要かも。特に5の人は。スキャッターが上手に利用できたら交信局数もマルチも伸びるんですけどね。

交信はほとんどRUNNINGでした。CQを出しっぱなしです。呼びに回った2~3回くらいで、交信局のほとんどは呼んでいただいた方です。

この写真は夕方の16時50分にバンドスコープを撮ったものです。コンテスト用周波数が混雑しているのが分かります。

呼ばれないと眠くなります。 目をつぶると落ちそうになりました。コーヒー飲みまくりです。 

最後の交信は、いつもお世話になっているJN1NDY局でした。今回はご子息のJG1FFM局がコンテストに参加という事で、交信はできないだろうと思っていましたら、最後の10秒でコールしていただきました。慌てていたため速度を上げる余裕が無く帰って焦ってしまいました。(^^;)

C部門は「忍耐」が必要ですね。常連の方、尊敬に値します。私はモチベーションの維持が大変で疲れました。

さて暫定ですが結果です。




時間およびエリアごとの交信局数  ← Click!

昨年の優勝スコアは超える事ができました。しかし今年も去年の覇者 JI1HCD局 はご参加でしたし、その他にも参加部門は分かりませんがコンテスト常勝局とのQSOもありました。結果が楽しみです。

QSOしていただいた皆さん、ありがとうございました。また次のコンテストでお会いしましょう。お呼びいただいたのに交信に至らなかった方、次回こそは!! QSLカードは既に印刷しJARLに発送してあります。また電子QSLの QSO Bank と eQSL 、さらに LoTWにもデータを送信してあります。

コンテストは楽しいですね。