今更な気がしますが、時々73を受信できないと「交信が完了しない」とログに付けない方もいらっしゃいます。
が・・・ 私は RRR が受信できたり、RR73 が受信できた時点で「QSLが完了」としログに付けます。 根拠は以下の通りです。
"WJST" のマニュアルには(WSJT-Xではない)
By longstanding tradition, a minimal valid QSO requires the exchange of callsigns,
a signal report or some other information, and cknowledgments. WSJT is designed to facilitate making such minimal QSOs under difficult conditions, and the process can be made easier if you follow standard operating practices.
The recommended procedure is as follows:
1. If you have received less than both calls from the other station, send both calls.
2. If you have received both calls, send both calls and a signal report.
3. If you have received both calls and a report, send R plus your signal report.
4. If you have received R plus signal report, send RRR.
5. If you have received RRR — that is, a definite acknowledgment of all of your information — the QSO is “officially” complete. However, the other station may not know this, so it is conventional to send 73s (or some other
conversational information) to signify that you are done.
長年の伝統によって、最小限の有効なQSOはコールサインの交換とシグナルリポートまたはある他の情報交換と受け取り証明が要求される。
WSJTは困難な状況下に於ける最小限のQSOを容易にする設計になっており、もしあなたが下記の標準の操作手順に従うならば容易に成し遂げることが出来る。この推奨手順は次の通りである。
1. もし貴方が他の局から呼ばれ両方のコールサインのいずれか一方を受信したならば両方のコールサインを送れ。
2. もし貴方が両方のコールサインを受信したならば、両方のコールサインとシグナルリポートを送れ。
3. もし貴方が両方のコールサインとシグナルリポートを受信したならば、Rプラス貴方のシグナルリポートを送れ。
4. 貴方がRプラスシグナルリポートを受信したならば、
5. もし貴方がRRR-これは貴方の情報の全てを承認したことの定義である-を受信したならばこのQSOは公式には完了である。しかしながら、相手局はこれを知らないかもしれない。これを知らせるために、通常の手続きとして73s(またはこれと同様な情報)を送る。
と記載されています。つまり "RRR" を受信できればよいわけで、派生したWSJT-X JTDX等のRR73も同様と考えられます。
相手側が自局側からの73を受信できなくてログに入れられなかった場合、自局が相手側からのRRRもしくはRR73を受信したことを示すスクリーンショット等を後にメールすれば、"公式には完了していた事"を相手に示せるでしょう。しかしポリシーは残念ながら人それぞれ。K1JTが定めた公式ルールではなくて"俺様ルール"を貫く人がいます。
もしどうしてもconfirmしたいQSOであれば、この公式ルールを示して "いかがでしょうか?" と尋ねてみるのも手かもしれないですね。 (^^)
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