PSKRとは PSK Automatic Propagation Reporter の略で、WSJT-X、 JTDX、 MSHVを立ち上げている時に受信した局情報をサーバーにアップロードして、その情報を表示させることができる機能です。
サイトは
自分の送信した電波がどこで受信されているのか、またどのくらいのSNRで届いているのかがわかり、コンディションの把握や呼んでいる相手に届いているか否かも分かるとても便利なサイトです。
使用しているソフトウェアによって設定は異なりますが、簡単に設定することができるので、デジタルモードでこれらのソフトウェアをご利用の方は、ぜひつの機能を「ON」としましょう。ONにしなくても相手側で受信されている自局の情報はわかります。しかしそこはアマチュア無線、 Give and Take で自局が受信した情報も提供しましょう。
よっぽどご自身の情報を提供したくなければONにする必要性はありませんが、逆にどういう理由でOFFのままなのか不思議にも思えます。
情報は GIVE AND TAKE が基本です。
1.PCがネットに繋がっていない。
2.遠隔地などでネット接続が従量制のものである。
等の方は機能を有効にする必要性がないのは言うまでもありません。
WSJT-X , JTDX は Settingの Reporting から "Enable PSK Reporter Spotting" にチェックを入れます。 日本語表示の方はすぐ分かると思います。 下記の英語表示と同じ場所にあります。
情報の共有はとても大切なことです。しかしリグが CAT非対応であれば仕方ないですね。CAT非対応だと違うbandの情報を上げしまうことがあり注意が必要です。
さらにその情報に正確性を出すため、ご自身の Grid Locator は正確に入れましょう。
各ソフトウェアには自局の Grid Locator を入力する場所があります。 少なくとも6桁 のデータを入れましょう。 4桁だと大雑把な位置表示になり、PSKR地図上で海上になってしまったりします。
最近は 8桁 10桁 まで ini ファイルをいじって表示させることも可能となり、多くの方が 8桁ないしは10桁の Grid Locator を表示させています。 10桁の Grid Locator を調べるには
このサイトでご自身のご自宅を見つけてください。 10桁まで入れるのに抵抗のある方は 8桁で十分です。
中には全く違う10桁を入れている奇特な人もいますが、なぜそのような事をするのか皆不思議に思っています。 入れるならば正確なものを入れましょう。
最近のコメント