WSJT-Xユーザーの皆さん、「RRR」を送る設定にしてらっしゃいますか? それとも「RR73」を送る設定になさってますか?
既にお気づきかと思いますが、「RRR」を送信した後に相手から「73」を受領しても「73」を返送しません。「RR73」と同じ動きをします。
相手方は「73」が来ないと再度「73」を送信してくるかと思います。わかっている方は、「ああ・・ WSJT-Xか」となり送信を停止すると思いますが、わかってらっしゃらない方は何度も「73」を送ってくるかもしれません。
さらに「交信には73が必須」というポリシーの方はNILにしてしまう可能性もあります。
できれば「RR73」を送る設定にしていただければ無駄に「73」を送り続ける方も減ると思います。どうしても「RRR」が良いという方は、「RRR」送信後に手動で「73」を送れば良いと思います。
この現象はWSJT-Xの仕様変更によるものなのでバグではありません。
初めてインストールしてからTx4をダブルクリックしたことが無い方はRRRのまま運用していることになります。 設定ファイル wsjtx.ini が無い状態で起動した場合も、デフォルトのRRRがメッセージとして使用されます。なおFT4ではRRRは使用されませんので、過去に一度でもFT4モードを動作させますとメッセージはRR73へと自動的に変更されます。 Tx4をダブルクリックしたことが無いのにもかかわらずメッセージがRR73の場合は、過去にFT4にモードを合わせたことがあると考えられます。
TX 4のダブルクリックで「RRR」を「RR73」に変更できますし、もう一度ダブルクリックすると「RRR」に戻ります。
念の為普段使わないWSJT-Xで交信実験をしましたが、やはりRRRを送って相手から73が来れば、ログ QSO ウィンドウが立ち上がって交信終了、こちらからは73送りません。
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