WSJT-X_improved 2.6.2 リリース2023年04月15日 18時40分08秒

DG2YCB がリリースしている improved 版の WSJT-Xが 本家がまだVer 2.6.1 ですが、2.6.2をリリースしています。 本家は 2.7.1-rc版がそろそろ出そうな感じです。

WSJT-X 2.6.1 をお使いの方、これを機会に improved版をお試しになってみては?


Windows 64bit OS用は

Windows 32bit OS用は


その他のものはここにあります

DXペディションの F/H について2023年04月16日 08時54分24秒

F/H ってHoundは1000-4000Hzで呼ぶことになっているけど、Fox側の受信の上限がどこまでか分からないから皆3000Hzより下で呼ぶではないですか。 なのでより多くの局がQRMを避けて呼ぶためにペディションチームは公表すべきだと思うんですよね。 上限を。

例えば今回のVU7Wは
TRX:
1x Yaesu FT-710
2x SunSDR2 Pro
とアナウンスしています。 SunSDR2 Proならば 3000Hzよりも上をモニターできますが、要はFOX側がWSJ-Xのワイドグラフをどこまで広げているかなのです。
3000Hzより上で呼んでコールバックがあればしめたものなんですけどね。

御存知の通り WSJT-XもJTDXも表示されているワイドグラフの幅の中でしかデコードしませんので。 たまにモニターが狭いからと表示する範囲を狭めている人もいると聞きますが、範囲外から呼ばれてもわからないし範囲外に呼びたい局がいても分かりません。そんな時はここの値を大きくします。



この値を大きくすればPCのモニター上のワイドグラフの表示面積には変化がありませんが、表示されているワイドグラフのレンジを広げることができます。



DXペディのチームは是非リグの受信上限を広げた上で、ソフトウェアの表示範囲を広げて欲しい。



VU7WはMSHV2023年04月19日 08時56分24秒


今朝 15m bandで VU7W とQSOできました。 SunSDR2 Proを使用しているので、3000Hzよりも上も見ていると考えそれを実行したところ比較的早くQSOができました。


当初WSJT-XのF/Hかと思っていました。しかし彼らの運用を観察していると1000Hzよりも下でコールしている局にも応答しています。

したがってVU7WはMSHVを使っていると判明しました。ということは混雑している 1000Hz-3000Hzを避けて、1000Hzより下または3000Hzよりも上でコールすると応答の確率が上がるかもしれません。 
3000より上も見ているよと友人、知人に伝えたところ多くの方がQSOに成功していました。

上限下限を彼らがどこに設定しているかがわからないのでなんとも言えませんが、友人は3200より下で呼んでQSOしていました。

応答がなくても責任は取れませんので自己責任でお試しください。

JTDXのテクニック2023年04月27日 12時49分57秒

JTDXでどうしてもデコードしたい極弱い一局だけをできるだけデコードするテクニック。

お試しください。


弱い信号の1局だけをデコードするために、リグの受信フィルタの帯域を狭め、NOTCHで強い信号をカットし、通常QSO中は有効にしないSWLモードを有効にし、SWLモードの周期を3にしています。
また、SWLモード使用時はLag値が大きくなる傾向があるので、フィルタリングを有効にしてデコード範囲を限定します。フィルタはデコード性能の向上には寄与しませんが、SWLモードを効率的に使用するために使用します。フィルタの範囲内でのみデコード回数を増やすことができます。