この話はもう耳タコだとは思うんだけど、FT8でたまに見かける「オンフレ呼び→そのまま同じDFに居座って別QSO開始」について、改めて共有します。
FT8の「オンフレ呼び」自体は成立するし、絶対悪ではありません。
でも問題になるのは、QSO後に同じDFに居座って、そのまま別の相手と送信を始めることです。
アナログに例えると分かりやすいです。
SSBである局がCQ → QSO終了 → そのまま同じ周波数でまたCQを出した。
その直後に、さっき交信した局が同じ周波数に居座って別の局とQSOを始めたら……
普通に「え、そこ今CQ出してるじゃん。邪魔なんだけど」ってなりますよね。
FT8も本質は同じで、仕組み上こうなります:
・CQ局が同じDFでCQを継続している
・そこへ、直前に交信した相手が同じDFで別QSOを始めて送信する
→ そのCQ局を次に呼びたい局の応答が同じDFでぶつかり、デコードできなくなる(実害)
「同じDFで重なってもデコードできるでしょ?」という反論もありますが、現実にはそう都合よくいかないことが多いです。
SNR差が大きいと強い信号にマスクされて弱い信号がデコードできない(できにくい)ケースが普通に起きます。結果として、次にオンフレで呼んでくる局にとってはQRM(妨害)でしかなくなります。
ここで大事なのが「相手が全員スプリットなら実害は小さい」という点です。
もし呼ぶ側が全員SPLIT(別DF)で呼んでくる文化なら、応答は別DFに出るので衝突しにくく、被害は限定的です。
でも現実には、一定数「オンフレ(同じDF)」で呼んでくる局が必ずいます。
だから、CQが継続されているDFに居座って送信を始める行為は、次にオンフレで呼ぶ局にとってはQRM(妨害)でしかなくなり、結果としてCQ局のラン運用も成立しにくくなります。
結論:オンフレで呼んだ後は、その後の運用はDFを少しずらして行ってほしい(居座りは避けてほしい)。
ほんの数十Hz〜数百Hzずらすだけで、次の呼び出しが成立しやすくなって皆が快適になります。
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