《PLC問題》CNC-1000 について続報 ― 2007年03月14日 11時07分16秒
1回目のメールでノッチの有無を尋ねたところ
他社のPLCアダプターにはお問合せの周波数に対する混信防止のためのノッチ(抑圧フィルター)が入っているようですが、弊社のPLCアダプター「CNC-1000」はお問合せの周波数を利用しない新しいタイプのPLCアダプターですのでノッチを入れることなく、混信も与えずに高速電力線通信が満喫できます。
一般的なPLCアダプターの仕様として、「周波数範囲:4.3MHz~20.9MHz」となっておりますが、アマチュア無線バンド、ラジオNIKKEIの短波放送の周波数帯で放射されます高周波電流のレベルは混信を与えないDU比に抑制してあります。
電波の利用で混信を与えるか与えないかの判断基準としましてDU比を使用しますが、弊社の「CNC-1000」では前記の周波数帯においてDU比を20dB以上となるようにしてありますので、実際に混信は生じません。
これ以上のことは企業機密のノウハウため申上げれませんが、実際に商品をご利用頂ければ、その真価をご理解頂けます。
私自身 DU比 がどういう物か知りませんのでこれ以上の質問はしません。お分かりになる方、コメントでお教えいただければ幸いです。
T-Rexの独り言によると既に実験のため購入をお決めのようです。実験結果が楽しみです。
追記 3/18
再度質問メールをしたところ以下の回答を得ました。
度々のお問合せに心から御礼を申上げます。
企業機密のノウハウのため詳細を申上げれませんが、CNC-1000は
アマチュア無線バンドに混信を与えない新技術S.I.R.D.(※)による強力
な混信除去設計を採用しているため、アマチュア無線バンドでの出力
レベルは受信機内部の熱雑音以下のレベルであり、アマチュア無線
の通信に有害な混信を与えません。
※Super Interference Restraint Design
無線のプロが推薦する機器ですから、是非、安心してご利用下さい。
とのことです。
コメント
_ 通りがかり ― 2007年03月14日 14時10分23秒
_ JA6REX ― 2007年03月14日 14時34分38秒
調べてみると、有線テレビでの用語らしく、
Desired to Undesired signal ratio :
希望波対妨害波のレベル比でdB表示される。反射妨害、混信妨害などを評価する場合に使用される。本規格ではU-Dの絶対値を使用する。
とあります。デジタルCATVのOFDM伝送システムでの話なのではないでしょうか?
すなわち、「PLCライン(電灯線)上で、DU比が20dB以上」ということであって、放射電界強度を20dB低くしてあるという意味ではないような気がします。
混信を生じないのは、PLC側(すなわちアマチュア無線、ラジオNIKKEIの短波放送による影響を受けない)のであって、その逆はノッチではないので強、いノイズ受けるのではと推測されます。
入手次第、検証します。
_ FC10 ― 2007年03月16日 01時06分22秒
決めてからでないと無理です。固定回線の場合は
相手局が決まっていてその到来レベルをDとすれば
よいのですが、相手が不定で到来レベルも一定でない
アマチュアに当てはめるならば、Dは通信可能な限界
であるノイズフロアレベル+αにしなければなりません。
それでもし本当にD/Uが20dB取れている(妨害波が
20dB低い)のであればPLCとの共存も夢ではない
素晴らしい話なのですが、どうも違うような感じですね。
1陸資格者(自称)の説明としては、ちょっと…(以下略)。
_ aci ― 2007年03月17日 15時34分36秒
説明した当人がまったく理解できていないか、相手を煙に巻こうとしているのか。両方かもしれません。
_ ませ1りすか ― 2007年03月18日 09時30分56秒
_ 忠告です ― 2007年04月07日 03時30分02秒
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