ワイドグラフを見ないでFT8を運用するなんて・・・2024年03月19日 10時24分51秒


FT8でCQを出していたら隣の区の方が反対側でいきなり他局をコールし始めました。



この方は以前も同様のことをしてきたのでワイドグラフを見ていないのかと訪ねたところ・・・

《私が使用しているPCの画面は小さくウォータホール画面を表示するスペースが無く貴方様を気づけず深く反省しております。 》

あり得ない言い訳をしてきたのです。FT8運用をするのにワイドグラフを見ていないなんて・・・

私はこの返信に対して

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ありえないです。

FT8の基本
1.いきなり電波を出すのではなく、しばらくモニターします。
2.デコードされたメッセージが表示される「Band Activity Window」とワイドグラフをよく見ます。ワイドグラフで信号が流れている場所は誰かが使用している周波数です。
3.空いている周波数に送信周波数を固定して呼びたい局を呼ぶかCQを出します。
 あなたはいつもオンフレで呼ぶのですか? しょっちゅう他局に被せて運用
 しているのを見かけます。結局ワイドグラフを見ていないからですよね。

ワイドグラフを表示させバンドの使用状況を常に把握するのはFT8運用の
必須条件です。スペースが無いなんてのは言い訳にもなりません。

小さなノートPCでも外部モニターはつなぐことができます。 
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と返しました。しかしまた同じことを・・・  結局のところずっとワイドグラフ無しで運用しているんでしょう。

ワイドグラフを見ないでFT8運用されているとしたら怖いことです。 目隠しをして高速道路を運転するようなものかと。

はっきり言いますが 「ワイドグラフを見ないでFT8は運用するな。」 です。 

DXペディションと FT8 F/H mode2024年01月22日 21時51分32秒

TX5S 40m FT8 見ていると F/H 外してコールバックあった時に呼んでいるDFに留まってレポートを返している局、結構な確率で三振アウトになっています。ペディ始まったばかりで呼んでいる局が多くQRMもあるだろうから、F/Hの原則どおりコールバックのあったDFにジャンプしたほうが良いと思うのですが。

F/Hだと分からずに呼んでいる?
わざとJUMPしないように Hound を外して呼んでいる?

いずれの場合でも三振アウトになっているのにずっとRレポート付きで送信し続けます。

メリット無いと思うのですが。

MSHV の話はしていません。 あくまで WSJT-X の Fox / Hound モードの話です。


酷いよなぁ・・・・2023年12月30日 14時12分36秒

まあ とりあえず見てください




私がCQを出していたら、過去に同じバンドでQSOしたとこのある某局が呼んできました。

B4でも私は応答するので返したところ、なんとそのままのDFで他局と交信を開始しました。
私は仕方無しにCQを出しましたが、続けられるので 「QRMQSY」とQSYを促しましたが無視されました。

たまたま JTAlertユーザーだったので 「迷惑だからさっさとQSYしてくれ」 と伝えました。

すべての局がSPLITで呼んでくるのであれば問題はありませんが、当該局のようにオンフレで呼んでくる局が一定数いますので、CQを出している局の反対側ピリオドで他局とQSOするのはCQ発信局にとってはQRMでしか無いことは容易に想像できると思うのですが。

3局目とQSOを開始されたところでメッセージをおくりました。




その後いなくなってホッとしていたのですが・・・ 後からメールが来ました。




彼自信のミスを指摘されたことと彼が自分のキャリアを出すことの関連性がよくわかりません。
赤文字でメールしてきたということはよっぽどムカついたのでしょうかね。
メールのタイトルと彼の気持ちが乖離しているように受け取りました。
もしかして自身のほうがキャリアが長いから偉いと言う意味で彼自身のキャリア年数を書いてきたのだろうか?
正直DXCC何エンティティーとQSOしたとか言ってくるDXerとご同類様かなと感じてしまいました。

しかしねぇ・・・・

私がCQを出していた時にオンフレでコールしてきて、私は即座に次のピリオドで応答を返していますが、彼は何故か全く理解できませんが他局とそのままの周波数、DFでQSOを開始したのです。

SSBで例えて考えて見るとよくわかりやすいです。私のCQに彼が応答して私をコールしてきて、私が彼に応答して返したらその周波数で彼が他局とQSOしている場面を。

「さっさとQSYして欲しい」と思うのは当然ではないでしょうか。
彼自身も同じことをされた時のことは想像するに難くない事だと私は思います。
QRMQSY とメッセージを送ったのに1局だけでなく3局目とQSOをしている事がこの画像で分かります。 3局です。

「混信になるからQSYしてほしい」と伝えたのにQSYすることなく居座り3局目とQSOしているのです。「さっさと」QSYして欲しいと誰もが感じる事だと思いますが、彼はなんとも思わないのでしょうか?

彼はFT8の事をよく理解していない様に思われます。全ての局が違うDFでコールしてきてQSOを進めるのであれば良いとしても、実際は彼のようにオンフレで呼んでくる局がいるのです。それを考えればCQを出していた局と同じDFの反対側ピリオドで他局とQSOをすることがどういうことかは容易に想像がつくはずです。今回の件は「私に対して混信、
QRMを与えていた」と。

こういう一見お詫びのメールですが内容は「反発している」というメールを送ってくる事自体が「異常」に感じてしまいます。

「さっさと」という言葉尻を捕らえてそれだけで反発してるのでしょう。私も相当苛ついていたので「さっさと」を使いましたけど。
こんなメールを送ってくるっていい大人のすることではないように思いまますてどどうですかね。
きっと私より人生でもアマチュア無線でも大先輩でいるはずの彼。私ならば絶対に送られてきたようなメールを出しません。恥ずかしいので。

残念ですが今回の件は画像として永遠に残ってしまいました。友人たちもこれは酷いと皆言っています。

他局に対して同じようなことをしないよう十分にご注意の上運用してほしいです。 「臨時社員選挙」に立候補をしたことがあるような方がすることではないと感じます。

マルチスレッド対応か否か2023年11月18日 09時45分14秒


高性能なマルチコア・マルチスレッドのCPUを搭載したPCを使っても、WSJT-Xではそれを活かすことが難しい理由として、WSJT-Xはマルチスレッドに対応していないソフトウェアであることが言われています。タスクマネージャーで見れば一目で分かります。




左がJTDX、右がWSJT-Xです。JTDXでは全てのスレッドに15秒毎に負荷がかかっていることが一目で分かります。一方でWSJT-Xでは全く使われていないスレッドがあることもよく分かります。

JTDXでは表示させているワイドグラフを使用するスレッド数で分割し、それぞれのスレッドが担当した範囲のデコード作業を行います。 したがってJTDXではマルチコア・マルチスレッドのCPUの性能を十分に使用できるのです。

これがデコード性能の差に大きく影響を与えていることは言うまでもありませんね。 (^^)

ちなみにMSHVもマルチスレッドに対応しているようです。



JTDXに正しいエンティティーを表示させる方法2023年11月09日 09時06分35秒


DX peditionで普段と違うプリフィックスで運用されると、JTDXのエンティティー表示が「where?」だったり本来と違うエンティティーで表示されてしまうことがあります。

そんな時に正しい表記を指せる方法は cty.dat の編集か、正しく記載されている新しい cty.dat を使うことです。


まず、Big.CTYファイルをダウンロードします。

このページに Big CTY [download]のセクションがあるので、そこをクリックしてzipファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたzipファイルを解凍すると、その中にcty.datというファイルがあるはずです。
そのファイルをJTDXのログディレクトリに置いてください。

C:\Users\[各人の設定]\AppData\Local\JTDX




そしてJTDXを起動する。これだけです。

では、cty.datの中身を見てみましょう。
TX7Lを検索します。



TX7LはMarquesas Islands:にリストされています。

では、W8Sは?



W8SはSwains Islandにリストされていますね。

もしうまくいかなかったら、ログディレクトリのcty.datを自分で編集してください。
または、cty.datを別の名前にリネームし、ダウンロードした新しいcty.datをlogディレクトリに置きます。

それからJTDXを起動してください。

これしか方法はありません。

How to make JTDX display the correct entities2023年11月09日 08時55分58秒

When a DX pedition is operated with an unusual prefix, the JTDX entity display may show "where?" or an entity different from the original.

In such cases, the only way to get the correct entity display is to edit the cty.dat file or use a new cty.dat file that contains the correct entity display.



First, download the BIG.cty file.

https://www.country-files.com/

On this page, there is a section for 
BIG.cty [download], click there and download the zip file.
If you unzip the downloaded zip file, you should find a file called cty.dat in it.
Place the file in the JTDX log directory.
C:\Users\{your settings}\AppData\Local\JTDX



Then launch JTDX.

That's all there is to it.

Now let's look at the contents of cty.dat.
Search for TX7L.


TX7L is listed in Marquesas Islands:.

So what about W8S?


W8S is listed in Swains Island.
If you didn't get it right, edit the cty.dat in the log directory yourself.
Or rename cty.dat to a different name, then place the new cty.dat you downloaded in the log directory.

Then start JTDX.

This is the only way.


Optimum settings for JTDX 2.2.159 or later2023年10月23日 18時17分40秒

Sorry that this is not relevant to those who are not interested in FT8 or to non-JTDX users.

The latest version of JTDX is 2.2.159 and the beta testers who are testing the new version with the development team are using 2.2.160-rc3 or rc4.

This may be existing information, but here is The Optimal decoding settings for JTDX 2.2.159 or later, created by Mr. Hartmut DB6LL.






JTDX supports CPU multithreading.
Threads are used in the following ways
1 / 1
2..4 / (number of logical cores)-1
5..7 / (number of logical cores)-2
8 . .14 / (number of logical cores)-3
15..20 / (number of logical cores)-4
21..29 / (number of logical cores)-5
n=>30 / 24

If you have a 16-thread CPU, Auto would be -4 for 12 threads.

As you know, FT8 only decodes widegraph widths. The width of the wide graph is divided by the number of CPU threads allocated by JTDX, and each thread decodes.
This means that the more threads you allocate, the better the decoding performance will be.

If the CPU has extra power, it is more advantageous in terms of performance to specify the number of threads instead of Auto.

This is my setting. I use the aggressive setting because my PC's CPU has extra power.




I will show you a further hidden technique. Check your CPU's performance in Task Manager and compare the CPU's base speed with its actual speed. In most cases, you will find that the speed is lower than the base speed. This is because the Windows power setting is set to "Balanced". Let's set it to "High Performance". This should change the speed of the CPU. In High Performance, the processor power management will be at 100% even at a minimum. If you check the Task Manager, you should be able to see that it is running at maximum speed. If the CPU has a boost function, it will maintain a "boosted state" to keep the CPU running at high speed. FT8 decoding is instantaneous. If the CPU is running at high speed from the beginning, rather than running at high speed after decoding starts, the decoding speed will be faster. However, it will not be "power-saving" and power consumption will increase. If you don't like it, you can place a shortcut to the power settings on the desktop and set it to high performance only when running FT8. The power options can be accessed from the Control Panel.

Then try the JTDX decode benchmark. See this page for more details.


6m 連日のカリブ オープン2023年10月08日 10時37分39秒

2002年3月17日の6m bandでのカリブ大オープンを覚えている方も多いと思います。信じられないくらい強さで入っていました。FJ5(French Saint Martin)、FM5(Martinique)、PJ2/M(Netherlands Antilles)、 P4(Aruba)、YV(Venezuela)等が。 しかし1局もできませんでした。SSBではロングコールの嵐・・・

コールバックも聞こえない感じでした。もっともコールバックはなかったと思っています。
しかしFT8/FT4では送受のタイミングが決まっているので、必ず皆同時にスタンバイします。これの恩恵は大きいですね。QSOが進みます。昨晩のオープンでは多くの方がNewを得たと思います。デジタル様々。

届いて相手がデコードさえしてくれれば後は大抽選会。クリアーなDFを探しましょう。もっともソフトウェアには何を優先させるかという選択肢もあるので・・・ 例えばJTDX。



赤枠の中のオプションがあります。  更にWSJT-Xでは。




通常は最初にデコードされた局に応答する First が選択されていると思いますが、最大の距離 Max Dist のオプションもあります。  そして WSJT-X improved版では。



加えて最大 dBの局への応答オプションと最小 dBの局へ応答するオプションもあります。

後はオペレーターが手動で相手を選ぶ場合も当然あります。
昨日のオープンでは私はメールとTwitter(X)で連絡して見たところ直ぐに返事が来てピックアップしてもらえました。


レガシーモードと違って順番が回ってくるのがデジタルの良いところ。本当にありがたいですね。

他山の石2023年09月04日 07時37分41秒

とある海外運用局がDX Cluster等で酷評されていました。その原因を探っていくと色々な事実が分かりました。人の失敗を笑ってすまさず、他山の石とすることで次の成功者となると思います。

1. WSJT-X User の方は注意してください。

CQ: None を選択してしまうと、自動シーケンスにチェックマークが入っていても呼ばれても応答しません。WSJT-Xの方は少なくとも「CQ: First」 を選択してください。【いや、交信相手はあくまでも自分で決める】という方は None でご自身で選択することになりますが。(^_^;)




実際友人と確認のため実験しましたが自動応答はしません



2. デコードはワイドグラフで表示された範囲内です。表示範囲を狭めてしまうとその外側で呼んできた局はデコードしません。通常は0-3000Hzは少なくとも表示させましょう。



3.  ワイドグラフを正しく設定していても、リグのフィルターが狭まっていたら何の意味もありません。所望の範囲を受信できるように設定しましょう。




JTDX ALLCALL7.TXT 更新2023年08月27日 09時33分18秒

JTDXユーザーの方、新しいALLCALL7.TXTがリリースされていますので、https://sourceforge.net/projects/jtdx/files/ALLCALL7_20230825.zip/download からダウンロードして C:\JTDX64\各人のお使いのバージョンのフォルダ\share\jtdx にある ALLCALL7.TXT と置き換えましょう。 JTDXのALLCALL7.TXTはJTDXのHint デコードに使用するデータベースです。JTDXのBand Activity Windowにデコードされた局の後ろにマークが付くと思いますが意味は ● LoTWユーザー ○ LoTWユーザー&Hintデコード . * Hintデコード 無 LoTWを使ってないユーザーの通常デコード FT8をやっている方ならきっと自分のコールサインがALLCALL7.TXTに載っているはずです。載っていないときは次回の更新に期待しましょう。ある程度アクティブに運用していればコールサインが収集されるはずです。