QSLへの相手局運用QTHの記載について ― 2022年11月22日 12時28分59秒
紙製のカード、hQSLで相手のコールサインの後に相手のQTHを表記している方が沢山いらっしゃると思います。
PhoneでのQSOやCW/RTTY/FT8等で相手が自局QTHをアナウンスした場合は「正しい相手QTH」を表記できると思います。
しかし相手のQTHを確認できない交信の場合はどうでしょうか?
以下のようなケースが考えられます。
1.同じコールサインで複数免許を持っていてそれぞれがQTHが異なる。
移動局と固定局でQTHが違う場合は多々あり、どちらから出ているか確認できない
場合。(FT8等で違うQTHでも同じグリッドロケーターだった場合は判別不能)
2.コンテストの非常に短いQSOで相手がQTHをアナウンスしていない。(コンテストナンバ ーがQTHを指す場合は除く)
3.過去には法的要件だったが、現在はその要件が外れている移動局の「/エリアナンバ ー」付加をしていない局。
4.Turbo HAMLOGの環境設定で「過去のQSOからQTHをコピー」が有効になっている
場合で、転居したのに過去のQTHが反映されてしまう。
その他のケースもあるかもしれませんが。
そもそも自局が発行するQSLは、自局がある局とQSOしたことを証明するものであり、「相手の運用地を証明するものではない」ので、本来はQSLに記載する必須条件ではありません。相手がどこで運用したのかが「確実に判明している場合」を除き、「誤った情報を記載してしまう可能性がある」という事を頭の隅においておかねばならないと思います。
受け取ったQSLには私のQTHを記載しているものとされていないものがあります。 たまたま私は移動局免許も固定局免許も同じQTHで受けていますので一緒です。しかし先にも書きましたように違うQTHで免許されている局もいます。 注意が必要だと思います。
コメント
_ ヤマサキ ユキオ ― 2022年12月17日 17時16分20秒
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当該QSOにて、こちらのQTHを送信した場合に、そのカードに「○○市より有り難うございました」の意味合いで書いてくれるのは良いと思いますが。
然し、QSO中の遣り取りで伝えていない情報をネットで調べてカードに記載してくると云うのは、なんとなくアマチュア無線精神に反するような気がします。
送られてきたカードに「貴局運用地・・・・・」なんて書かれていても、まったく嬉しくないどころではなく、「そんな事俺は知ってるよ、当たり前でしょう、余計なお世話だよ！」という気さえしてしまいます。
現在私は以下の2つの局があります。
JJ0TIY (常置場所 = 長野市、現住所の社宅)
JE1EUH (常置場所 = 港区、所有している不動産、旧住所)
以前、港区のJE1EUHの常置場所に住んで運用していた時には以下もありました。
JE1EUH (設置場所 = 八王子市、生まれ育った家)
なので、港区の常置場所で運用して交信したカードに、特にコンテストでの運用で「貴局運用地：東京都八王子市」なんて書いてあるのが結構あります。調べるなら調べるでちゃんと調べてほしい。八王子市のJE1EUHは、1.9～28MHz までしか免許されていない。なのにV/UHF の QSOで「貴局運用地：東京都八王子市」なんて書かれていると、私が違法運用をしていると云われているみたいで気分が悪いですね。
まあ、そんな事で腹を立てると云うのは私が狭量な人間であると宣伝している様なものですが、管理者様が同じ疑問を持っておられると知って、少し救われた感じがしました。
失礼しました。