Facebookで仲良くさせていただいている 後藤さん JD1BHA 局が21220kHzでAM , A3E で運用していたら
「AMでなくSSBで出てください」
「ここは狭帯域なので広帯域のAMは上に出てください」
と名乗らない人から苦情を受けたそうです。
苦情を言った人たちは普段はAM , A3E の運用をしていないので知識がないのでしょう。
6m band 愛好家の方は AM , A3E は狭帯域扱いだと当然ですが理解しています。
JARLの出しているバンドプランの表には
「狭帯域:占有周波数帯幅が3kHz以下(A3Eを除く)」とあり、A3Eはダブルサイドバンドで6kHzの占有周波数帯幅がありますが狭帯域扱いと明記されています。
この書き方をもしかして「狭帯域の電話にA3Eを含まない」と解釈した人たちだったのでしょうか? しかし正解は「占有周波数帯幅が3kHz以下の形式、ただし占有帯幅6kHzであるA3Eはこの制限の限りではなく狭帯域の電話に含む」という事です。
また総通の出しているパンフレットにも
狭帯域全電波型式(除デジタル)
・占有周波数帯幅が3kHz以下の通信
(A3Eにあっては占有周波数帯幅6kHz以下)
・SSB、AM等の振幅変調方式の送信機を使った電話通信
・AMモードでマイクロホン端子に電鍵などで、断続した可聴周
波数のモールス符号を入力して行う電信や、可聴周波数で変
調した電波を電鍵などでもモールス符号を送る電信等の通信
・SSBモードによるSSTVやFAX等の通信
と記載されています。
したがって AM , A3E の電波を狭帯域と指定されている範囲内で運用することは何の問題もありません。
ちなみに後藤さんが運用していた時間帯は空いていたそうで、他の方にQRMを与えるような状況ではなかったそうです。
非常に参考になりました。
私も最近までAM=広帯域の方式だと思っていました。
なぜこんなことが免許の試験に出ないのでしょうね。
という事はどのバンドでもAM通信は(10MHz帯を除き)可能だという事ですね、
松田さん、どのバンドでも狭帯域のところで可能です。もちろん30m bandはできませんが。意外と感知髄されてる方も多いようです。参考になって良かったです。
このエントリのトラックバックURL: http://jp1lrt.asablo.jp/blog/2022/02/09/9462538/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
私も最近までAM=広帯域の方式だと思っていました。
なぜこんなことが免許の試験に出ないのでしょうね。
という事はどのバンドでもAM通信は(10MHz帯を除き)可能だという事ですね、