6m & Down コンテスト レビュー2009年07月05日 20時17分55秒

2009年の6m & Down コンテストも終わりました。 既に食事も済ませてビールを呑んでいます。自宅からの参加は準備と撤収が無いから楽です。 

4日のコンディションは午後からEuがOpenし、私もラッキーにもDXとQSOができました。国内のコンディションはあまり大きなオープンはありませんでした。6と8が少しずつ入っただけです。しかし沖縄に移動している JA1KAJ/6(北大東島) と JM1TDG/6(宮古島) はしっかり入っており、このままコンテストに突入すると相当有利に推移すると危惧しました。

沖縄方面が開くと、最近の特徴としてはScも出たのですが、この日は強いScはありませんでした。 固定から参加する私としてはあまり強すぎるScだとコンディション的には不利になりますので、Hな局がそこそこ利用できる程度のScを期待しました。

さていきなりですが暫定結果を公開します。書類提出期限前の公開については賛否色々ありますが、私が公開したしないでそんなに参加部門を選ぶほど選択肢が多いとは思えませんがいかがでしょうか。

<結果>

 バンド  交信局数  得点  マルチ
50 MHz     582     582     46
合 計      582     582    × 46 = 26772


<時間ごとの交信局数> (括弧内は電信の内数)

[21] 99
[22] 64
[23] 42(31)
[00] 31(31)
[01] 42(23)
[02] 16(13)
[03] 13(11)
[04] 0
[05] 24(19)
[06] 39(13)
[07] 22
[08] 28(1)
[09] 20
[10] 32(8)
[11] 35(5)
[12] 29(25)
[13] 21(8)
[14] 25(14)

Total 582(202)


<時間ごとの累積交信局数> (括弧内は電信の内数)

[21] 99
[22] 163
[23] 205(31)
[00] 236(62)
[01] 278(85)
[02] 294(98)
[03] 307(109)
[04] 307(109)
[05] 331(128)
[06] 370(141)
[07] 392(141)
[08] 420(142)
[09] 440(142)
[10] 472(150)
[11] 507(155)
[12] 536(180)
[13] 557(188)
[14] 582(202)



<マルチプライヤーの獲得状況> (括弧内は電信の内数)

[21] 16
[22] 1
[23] 3(3)
[00] 3(3)
[01] 4(2)
[02] 2(1)
[03] -
[04] -
[05] 1(1)
[06] 1
[07] -
[08] 1
[09] 7
[10] 1
[11] 5(2)
[12] -
[13] 1
[14] -

Total 46(12)


<時間ごとの取得マルチプライヤー>

[50 MHz]
[21] 14 10 13 09 18 12 11 06 21 16 17 19 20 47 15 08
[22] 07
[23] 43 106 30
[00] 22 31 37
[01] 24 23 36 35
[02] 27 41
[05] 34
[06] 03
[08] 05
[09] 101 105 103 33 44 46 45
[10] 40
[11] 42 38 39 25 26
[13] 28

時間およびエリアごとの交信局数

コンディションはコンテスト開始直後は1エリアからは沖縄だけが開いている状態でした。沖縄は焦らずとも絶対できるという確信があったので(先述のお二方もいるし)アンテナは北向けでスタートしました。QSOしながらぐるぐると廻していると、JA1KAJ/6 がコールして下さり、思惑通り 47 のマルチは早々に Get です。
出だしはいつも通りSSBでRUNです。CWは23時半頃からと決めていました。今回は日が変わる前に6のマルチが埋まりませんでした。実際これは後々の作戦に影響してきます。日中絶対にEsが出るだろうとは思っていましたが、マルチが埋まっているとアンテナの向きなどの決定が自信を持って決められます。しかし埋まっていない状態で6と8が同時オープンなどした場合、どっちつかずとなり結局失敗する可能性が高まってしまうのです。 実際今回がそれでした。自分のアンテナは 8eleと90度方向差をつけた2 ele ですが、メインの 8eleを西に振ると2eleは北で良いようにも思えますが、パイルが抜けません。でもメインを北に振るとサブは東向きで、西日本には対応できません。ものすごく悩みました。 距離的には近い 8の方がEsでは可能性が低くなります。しかし8でオープンしている範囲が限定的だとメインを向けるのはリスクが高くなります。
サブで呼んで全然コールバックが無くものすごくイライラしました。

話は前後しますが、最初に8のマルチが取れたのは MS でコールされて取れました。 しかし後が続かずその後8とQSOできたのは日が変わって午前9時台からです。 神奈川の局がバリバリにQSOしているのに東京ではカスカスとか色々ありました。 最初はMS気味で入っていたので全然取れません。ふわふわふわふわしていて3以西とQSOされていました。ようやく関東にもまともに電波が落ち始めましたが、色々探したのに4つしか8のマルチは取れませんでした。 痛すぎです・・・・

9時台からは西日本も不安定ながらEsで入り始め、夜中に取り損ねたマルチは全て取れました。 しかし西日本で唯一「島根」が残りました。誰かいたのかとローカルに後から聞くと、なんとコールされたそうです。うらやましい・・・

コンテスト終了まで弱いながら6方面は聞こえていましたので、6の皆さんは局数を伸ばされたと思います。

去年のような近距離Esはありませんでしたが、徳島まではEsで入りましたので、北関東の方は3の皆さんとEsでQSOされたのではないでしょうか。Esで3とQSOできれば局数はRUNでけっこう伸びるんですけどね。

またHな局が利用できるようなScも無く、その点は非常に残念でした。

局数が昨年より特別コンディションが良かったと言うこともないのに延びたのはとてもうれしいことです。マルチ拾いをしている時間がもっと短ければ延びたかもしれませんが、やはり固定局はマルチ数で勝負。どんと構えてマルチ探しです。 (^_^)

今回の失敗は・・・・・・
なんとPCに Zlog でCWを叩かせるための USB4CW を接続していなかったことです。 いざCWと思ったのに全然叩けません・・・ 焦りました。 よくよく見ると USBに刺さっていなかったので、さくっと刺したところ Zlogがフリーズ・・・・   こわーーーーい 思いをしましたが、バックアップはこまめに取っていたので損失はなしです。 Zlog再起動ですので rate の数字は当てになりません。 

あとアドレナリン噴出でちっょとかーーっとしたことが一件。 北向きで 08 新潟の局とSSBでQSO中に、 2khz 上に某クラブ局の周波数チェックが二回入りました。こちらは相手局がナンバーを送っているので 「使っています」 とは言えません。 で・・・・ そのままCQを出されました。  これにはカチンと来たので 「使っていますよ」 というと 「周波数チェックはした」 と退く気配もないので 「新潟とQSOしていて相手がナンバーを言うときに 使っています とか言えるか。 あんたは聞こえなかったんだろうけどさ」 と・・・・・・   やっちまいました・・・ 大人げない。□\(.. )  その後しばらくの間お互い意地の張り合いでしたけど、5分ほどで私がCWに移行しました。ちょうど時間だったからです。 
しかしQSYした先がQRMMMMだったら、私ならすぐ他に行きますけど・・・  (^^;; アセアセ

QSO DATA は既に QSO BANK に送信済みです。 またQSLは全ての方に発行します。過去に同じバンド同じモードでQSOされた方は発行していただなくても結構です。 

やっぱりコンテストは面白いです。 開催中にDXがオープンしても私はコンテスト続行です。 色々な楽しみ方がありますが、結局中途半端になってしまいますし・・・

今回QSOしていただいた皆さんありがとうございました。 またお呼びいただいたのにQSOできなかった方、大変申し訳ありませんでした。懲りずにまたお呼びいただけると幸いです。是非次回はよろしくお願いいたします。

コンテスト終了後にいつもオンエアー反省会みたいなものをしています。お聞きになっていらっしゃる方もいると思います。撤収前にちょっとした雑談しませんか?気が向いたらブレークして下さいね。
誰が覇者となるか。コンテストが終わったばかりですが大変楽しみです。また次のコンテストでお会いしましょう!!

追記:結果が出ました。 http://jp1lrt.asablo.jp/blog/2009/11/13/4692840