明けましておめでとうございます2026年01月01日 15時28分40秒

明けましておめでとうございます。
旧年中は交信・情報交換など、たくさんお世話になりました。

本年も無線を楽しみつつ、コンディションや運用の気づき、ちょっとした工夫などをこのブログに残していきます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

皆さまにとって穏やかで良い一年になりますように。


FT8 のちょっとした話題2026年01月04日 12時26分17秒

この話はもう耳タコだとは思うんだけど、FT8でたまに見かける「オンフレ呼び→そのまま同じDFに居座って別QSO開始」について、改めて共有します。 FT8の「オンフレ呼び」自体は成立するし、絶対悪ではありません。 でも問題になるのは、QSO後に同じDFに居座って、そのまま別の相手と送信を始めることです。 アナログに例えると分かりやすいです。 SSBである局がCQ → QSO終了 → そのまま同じ周波数でまたCQを出した。 その直後に、さっき交信した局が同じ周波数に居座って別の局とQSOを始めたら…… 普通にえ、そこ今CQ出してるじゃん。邪魔なんだけどってなりますよね。 FT8も本質は同じで、仕組み上こうなります: ・CQ局が同じDFでCQを継続している ・そこへ、直前に交信した相手が同じDFで別QSOを始めて送信する → そのCQ局を次に呼びたい局の応答が同じDFでぶつかり、デコードできなくなる(実害) 「同じDFで重なってもデコードできるでしょ?」という反論もありますが、現実にはそう都合よくいかないことが多いです。 SNR差が大きいと強い信号にマスクされて弱い信号がデコードできない(できにくい)ケースが普通に起きます。結果として、次にオンフレで呼んでくる局にとってはQRM(妨害)でしかなくなります。 ここで大事なのが「相手が全員スプリットなら実害は小さい」という点です。 もし呼ぶ側が全員SPLIT(別DF)で呼んでくる文化なら、応答は別DFに出るので衝突しにくく、被害は限定的です。 でも現実には、一定数「オンフレ(同じDF)」で呼んでくる局が必ずいます。 だから、CQが継続されているDFに居座って送信を始める行為は、次にオンフレで呼ぶ局にとってはQRM(妨害)でしかなくなり、結果としてCQ局のラン運用も成立しにくくなります。
結論:オンフレで呼んだ後は、その後の運用はDFを少しずらして行ってほしい(居座りは避けてほしい) ほんの数十Hz〜数百Hzずらすだけで、次の呼び出しが成立しやすくなって皆が快適になります。


430MHz FMの変な人2026年01月06日 15時22分23秒

430MHz FMも変な人いるなぁ・・・・

ある局とQSOが終わった直後、いきなり

「周波数ズレてますよ」

だってさ。
……いや誰だよ。誰向けだよ。まず名乗れ😂

こちら向けかわからなかったので、

「私向けですか? JP1LRT」

と聞くと、

「はい、そうです。周波数がズレてて聞きづらいですよ」

とのこと。

私「そういう指摘をするなら、まずコールサインを名乗ってから言うのが筋ですよね。こちらJP1LRT」

……沈黙。

私「ちなみにこちらはIC-9700で、10MHzの基準信号も入れてます。大きくズレてる可能性は低いと思います。もし聞きづらいなら、そちらの周波数ズレか、マルチパス等の影響かもしれませんよ」

……沈黙。

はい終了。
“注意してやった”感だけ出して、名乗りも根拠も無しでフェードアウト。
こういうの、430FMではたまに湧く(失礼)


430FMでよくいる「変な人」分類(経験則)

1️⃣ 周波数警察型
   2️⃣ 変調警察型(音がデカい/小さい)
   3️⃣ マナー説教型(でも自分は名乗らない)
   4️⃣ 俺様基準型(自分のリグが絶対)

今回の相手は複合タイプっぽい。

  • 自分のコールは名乗らない

  • 技術的な話になると黙る

  • でも「指導」だけはしたい

……典型的な“FM説教おじさん(失敗型)”ですね😂


今思うと、こう聞いてみればよかった。

「ありがとうございます。念のため、測定はどんな方法でされましたか?」

……答えられるわけがない😂😂😂

※補足:そもそも「周波数ズレっぽく聞こえる」のは、送信側だけの問題じゃなくて、相手側の受信条件(マルチパス、受信機の特性、フィルタや復調状態など)でも普通に起きます。



📡 hamlog-supercheck-builder v0.2.0 をリリースしました(コンテスト運用者向け)2026年01月09日 20時41分17秒

📡 hamlog-supercheck-builder v0.2.0 をリリースしました(コンテスト運用者向け)
HAMLOG スーパー チェックリスト生成をより正確に、柔軟に、運用実務に寄せてアップデートしました。

🔧 主なアップデート
• マージ方式を GUI で選択可能に
• 上書き(CSV優先)
• 追加(既存優先・空欄のみ補完)
• 併記(既存+CSV)=同一コールでも複数 QTH を複数行で出力
• 不完全行の整理(ON/OFF 可)
CALLのみ/都道府県2桁のみ → CSVに完全情報があれば補完、なければ削除
• 詳細優先クリーンアップ(ON/OFF 可)
例: 09003 と 09003J → より詳細な 09003J を採用
完全な JCC/JCG があれば、都道府県2桁行局を削除
• 上書き時の詳細度チェック(ON/OFF 可)
既存の方が詳細なら既存を保持(例:29012A を保護)
• マージ結果レポート TXT を出力可能(任意)

コンテストのスーパー チェック生成で「既存データを壊したくない」「詳細度の整合性を保ちたい」という運用者のニーズに応える更新です。


最新版の supercheck_builder.exe は GitHub Releases からダウンロードしてください:
https://github.com/jp1lrt/hamlog-supercheck-builder/releases/latest

【近隣に新築(または屋根工事)が始まりそうなとき:太陽光(PCS)ノイズの“事前確認”テンプレ】2026年01月13日 09時36分09秒

【近隣に新築(または屋根工事)が始まりそうなとき:太陽光(PCS)ノイズの“事前確認”テンプレ】

家庭用太陽光発電システムは、機器や施工条件によっては電気的雑音(ノイズ)が発生し、アマチュア無線の受信環境に影響することがあります。
特に注意したいのは「太陽光パネル」そのものではなく、直流を交流に変換して系統へつなぐ PCS(パワーコンディショナー)です。

私は、自宅から概ね半径100m以内に新築・屋根工事・設備工事が入るとき、
「太陽光が載る予定があるか/PCSの仕様は何か/運転開始(連系)の前に受信確認できるか」
を、なるべく角を立てずに事前に確認するようにしています。
(目的は“クレーム”ではなく、トラブルを未然に防ぐための段取り作りです)

■ まず結論:大事なのは「諦めない」+「根拠を持って丁寧に協力依頼」
感情でぶつけると相手も構えます。
・何を確認したいか(例:連系=運転開始の前後で受信状況を確認)
・なぜ必要か(近距離/微弱信号を扱うため)
・根拠(CISPR 11 等のEMC規格、総務省資料、NEDO等)
を押さえて“協力依頼”として伝えると、驚くほど前に進むことが多いです。

■ 問い合わせフォーム(テンプレ)
半径100m以内で新築等を発見した際に、調査先・施工会社向けの問い合わせフォームを用意しました。
各人で状況に合わせて改変してご活用ください。

フォームURL:https://t.co/8DCsLxXyRm

■ テンプレに入れている内容(概要)
・差出人情報(名前・コールサイン)
・半径100m以内の新築物件に伴う確認依頼
・アマチュア無線の特性(微弱電波/ノイズに弱い)
・電波法 82条/101条 の記載(※必要に応じて)
・PCS(パワコン)由来のノイズ発生の説明
・CISPR 11 等、EMC(雑音)規格に関する協力依頼
・「計画なし」の場合の回答依頼
・総務省/JPEA/住宅関連資料/NEDO ガイドライン等のリンク

■ 使い方(おすすめ手順)
1) 新築・屋根工事の動きに気付いたら、まず「太陽光の予定有無」を確認
2) 予定ありの場合は、PCS(パワコン)のメーカー/型式と、EMC規格(CISPR 11など)の整合・適合情報を確認
3) できれば「連系(運転開始)前後」で、受信状況を短時間見せてもらう(立会い or 連絡)
4) 万一気になるノイズが出た場合は、短時間のON/OFFで切り分け(停止⇄運転)→原因特定と是正へ

■ 注意(個人情報の扱い)
このテンプレは“実際に送る前提”なので、住所・地図・距離などが入ります。
ブログ上で共有する際は、地図画像や番地等が個人宅特定につながらないよう、必要に応じてマスキングしてください。
(施工会社・施主を攻撃する目的ではありません。円満な事前確認のための情報共有です)

■ 最後に
太陽光は社会的にも重要な設備です。一方で、近距離では受信環境への影響がゼロとは言い切れません。
「ちゃんと伝えて、ちゃんと確認して、必要なら切り分ける」――
この姿勢で臨めば、相手側も“トラブル防止”として理解してくれて、良い結果につながる可能性が高いと思います。



第41回1エリアAMコンテスト 現在までのログ受付状況2026年01月25日 16時18分05秒

第41回1エリアAMコンテスト 現在までのログ受付状況

2026年1月25日14時30分現在  https://6mnet.jp/mannaka/blog/archives/362

締切まで一週間を切りました。 1局でもQSOされた方は是非ご提出をよろしくお願いいたします。


430MHz帯(433MHz)パブコメ2026年01月29日 08時49分47秒


私はアマチュア無線家として、433MHz帯(アマチュアバンド内)でTPMS(タイヤ空気圧モニタ)/RKE(リモートキーレス)等の共用範囲を広げる制度整備(改訂版)案に対し、「反対」の意見を提出しました。

理由はシンプルで、しかも現場感のある話です。
・430帯はFMやレピータ運用など、日常的に多数の局が集まって使っている帯域で、平時の交信だけでなく非常時の地域通信にも使われます。
・そこへ、わざわざ他用途が“制度として”入ってくる必然性が薄い。
・さらに市場には、免許不要機器であっても「出力オーバー」「不要発射過大」「技適・仕様逸脱」等の事例が継続的に報告されており、制度側が想定する理想条件(例:低出力・規定通りの帯域/スプリアス)から外れる機器が混入した時の被害が読めます。
・アマチュア局の隣接家屋に当該装置を付けた車両が常時あるような近接環境では、①車両側→アマチュア受信の妨害、②アマチュア送信→車両側の誤動作、の「双方向リスク」は否定できません。

提出した意見の中身も、単に「嫌だ」ではなく、
1) 原則としてアマチュアバンド内共用の拡大は行わず、バンド外で解決を優先すべき
2) どうしても共用するなら、混雑帯域(FM・レピータ周辺)の回避を制度・規格として明確化し、加えて
・技適/表示/流通段階の監視強化
・出力・占有帯域・不要発射の遵守を担保する抜取検査や是正措置
・逸脱品の流通抑止に資する実効的な施策
──このあたりを「セットで」求めました。

関心ある方はぜひ一次資料を読んで、賛否は別として“自分の言葉”で意見を出してほしいです。
(提出フォームも資料もここで全部見られます)

■意見提出フォーム(e-Gov)
https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/detail?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=145210645&Mode=0

■意見公募要領(PDF)
https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/download?seqNo=0000306233

■情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会 報告(案)(PDF)
https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/download?seqNo=0000306234

■解説(hamlife.jp)
https://www.hamlife.jp/2026/01/28/rikujyo-tushin-iinkai-pabukome2026/

アマチュア無線家として見逃せない内容です。必読。