追記 F/HとMSHV2024年06月03日 07時13分41秒

WSJT-X F/H mode、コールバックがあったDFに必ずJumpしてレポートを送らないとならないと勘違いしている方がSNSを見ていると相当数いる感じ。

WSJT-X F/H mode 、コールバックがあった場合そのDFにJumpしてR-**を送り、Fox側からRR73がきて完結というのが標準的流れですが、実はJumpしなくても通ります。retryで滞留している局が多い場合呼んだDFでレポート送った方が良い場合もありケースバイケースなのです。意外と知られてませんね。この件はマニュアルには記載がありませんし。

retryは三回まででコールバックがあったDFから離れて行われますが、沢山retry局がいると自身もretryするときに互いにQRMとなり三振アウトになる可能性が高まります。
三振アウトなのに粘っている迷惑局もたくさんいます。WSJT-X F/Hでは絶対にQSOは完結しません。

MSHVでは粘っていると返ってくることもあります。しかしWSJT-Xでは無いのです。

WSJT-X F/H  三振アウト制度あり
MSHV            三振アウト制度なし

WSJT-X F/H  1000Hz以下のコールには応答しない
MSHV             コールするDFはどこでも良い

WSJT-X F/H   コールバックがあった場合そのDFにJumpしてQSOを行うのが標準的流れ。しかしJumpしなくてもQSOは完結する。
MSHV  コールバックがあった場合そのDFにJumpする必要性は全くないが、Jumpしても相手がデコードしてくれればQSOは完結する。コールしていたDFでそのまま運用するのが標準。


コメント

_ 春島 博 ― 2024年08月08日 10時36分03秒

F/Hモードの場合、FOX側の受信設定で1000Hz以下か1000Hz以上も受信するか設定出来たと思います。
従って、周波数をシフトしなくても良いかどうかはFOXの設定によると思いますが。

_ JP1LRT / 津久浦 ― 2024年08月08日 10時58分21秒

JA3LBF/春島さん、コメントありがとうございます。
WSJT-X F/H のユーザーガイドはお読みになられていらっしゃいまでしょうか? 《最初にHoundsはオーディオ周波数1000〜4000Hz間で呼びます。Foxは最初から1000Hzより低い周波数でコールしてきたHoundsには応答しません。》 と明記さされております。 また Fox側の設定でその様な解説は見当たらないのですが、よろしければその設定がお有りというご認識のご様子なので、解説している箇所やサイトのURLをお教えいただけねと幸いです。

_ 春島 博 ― 2024年08月30日 18時11分12秒

失礼しました、私の勘違いでした。
WSJT-Xで、Rx All Freqsのチェックがありますが、これはHoundだけの動作の様ですね、FOX側でも動作すると勘違いしてました。
1000Hz以上で応答がある場合はMSHVということになるんでしょうね。

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