2007 全市全郡コンテスト レビュー2007年10月08日 10時25分24秒

今回の参加目標はやはり X50 エリア2位を確保 ということにしました。 事前に昨年の覇者 JM1LPN局 は他部門へ参加という情報を得ていました。となると他の方が千葉のコンテストシャックからでられるのか否か、また伊豆のコンテストシャックからの参加があるのか否かがエリアでの順位だけでなく、全国での順位を左右します。

あとは前回、前々回と途中リタイアですのでフル参加を目指しました。

今回は既に途中経過を暇なときにアップしていますので、それもご参照下さい。

コンテスト開始20分前くらいまでは夕食を取り、昨年と一緒の 50.290MHzに陣取りました。あまりQRMもなく、ノイズレベルも少ないです。今年は例年のコンテストとは違い、アンテナの向きを北向きからとしました。いつも北関東方面のマルチの取得率が低いために、スタートダッシュ時にできるだけ確保したいという思いからです。

スタートはまあまあでした。しかしちょっと驚いたのは JA1ZLO が四局目に呼んできたことです。 ZLO はたいていスタートは CQ だという認識があったので。 担当オペレータの作戦なのでしょうか? いずれにしてもちょっと驚きでした。
開始三時間はSSB でRUNという方針が基本ですが、それを通すコンテストは最近少なくなっています。今回も 23時 からちょっとだけCWをしました。でもすぐ思い直して SSB に復帰。 CW では JR5HWQ/5 局とQSOできました。

ペースは昨年のそれにちょっと及ばないまま推移していました。局も減っているし仕方ないかと思いつつ進んでいきました。

コンディションの方は特別どかーーーんと開くことはないものの、GWはそこそこ伸びているようです。0時を過ぎてQRMが減ってくるとぽろぽろと3方面が呼んできます。ノイズが少ないので簡単にコピーできます。いつもこれぐらいだといいんですけど・・・・・
0時過ぎには @3101 の JH4UTP局がSSBで安定して入感しています。軽快に 3 4 5 とQSOされています。応答あるかなぁ・・・と思いつつもコールするとすぐQSOできました。さすが UTP局。JN4VOX/5 局がふわふわ聞こえていたのでコールしました。応答があったもののこちらからのナンバーが取れたかどうか・・・・  VOX局とはコンテストの度にQSOしたりブログにコメント書いたりしています。いつもありがとうございます。結局確信が持てなかったのでログインせず・・・・ 残念。

あまりに眠くなり、ZLOGがCWを叩いている間にうとうとするようになたので、予定より30分早い 2時半に仮眠。 起床は5時としました。経験からこの時間は寝ていても近年のコンテストでは影響がありません。ハイ(^-^)

5時きっかりに起きてCWで再開です。コンディションはやはりGWが伸びている感じです。アンテナを北に振っていると JA7NPV局 が岩手から、 JA7LLL局 が宮城からCallしてくださいました。その後アンテナを西に振ると JA5WPR/5局 からもCall、いつもありがとうございます。 その後 6時10分くらいからSSBに移行。 JE1BMJ局 からSSBでCallされました。 (゚O゚) SSB???? 確かにCWではいらっしゃらなかったです。お話では今回は本格的な参加はされないとのこと。ほー・・・  となると C50 の行方は??? 
また先ほど交信不成立だった JN4VOX/5局 からCallされました。今回は楽にQSOできます。 GW、いい感じです!!!!! 。とりあえず西向けのまま CQ TEST! 7時半くらいからちょと聞きにまわると 3 4 5 の移動局などが聞こえます。 早速Call !
JG5PJJ/5 JM3QIS/3 JA3KYS/3 JA5CQH/4 JA3QJA   とQSO。 JA3KYS/3局は弱いもののノイズがないので容易に取れます。いつもはこのノイズの下なんだろうなぁ・・・・ と妙な感動を覚えながらでした。
 お昼過ぎには JH4UYB局 がSSBで安定して入っています。CALLするとすぐに応答がありました。常勝コンテスターはさすがに耳が良いです。
 ノイズは夕方からいつものレベルへ。たぶんご近所から出ている生活ノイズ。お出かけの間に消えていただけなのでしょう。となると根本的な対策は取りづらいのかな・・・・・

 17時にはCW中に寝てしまうので、仕方なく30分仮眠。体力が落ちているのを実感・・・・ 年だ・・・ 

昨年は18時過ぎにリタイアでしたが、今年は何とか21時まで頑張れました。 終了10秒前に、コンテスト仲閒の JJ1XNF局 が未交信だった 1117 からCallしてくださいました。ありがたいです。そのままコンテスト終了。疲れましたが、フルに参加できたという満足感が一杯でした。

今回はいつもの「ライバル」がいませんでした。 JM1LPN局は他部門、JQ1BVi局はアンテナのメインテナンス、JR1UJXはマンションの外壁工事で他部門へと・・・・ C50部門も JE1BMJ局がいないとなると JI1ACI局か・・・・  しかし自分の気がついていないハイスコア局の存在は否定できません。結果発表まで((o(^-^)o))ワクワクです。

 今回のコンテスト中には面白いことや不思議なこと、ちょっといらっとくる事もありました。
1. CQを出していると 「二局から呼ばれているよ」という声
  どなたか分かりませんでしたのでコールを聞いたところ  コンテストでたまにQSOする局 JR2***/1局。自分は呼ばれているのが分かっていてもQRMなどで時間がかかる時はあえて取らずにいます。コンテスト中にアンテナの向きを変えればいずれつながる機会が来ると思うからです。
 でもご親切にお教えいただいたので「貴局とは未交信ですからコンテストQSO願います」と伝えたところ「参加していないから」と断られてしまいました。はて?いつもは交信しているこの局、しかもコンテスト用の周波数を聞いていてアドバイスしてくれたのに何故? まあいいかと思いつつ「コンテスト外では交信しましたのでログインします」と伝え、別ログに交信記録を残しました。法的にもこれは必須ですから。

2.自分がCQを出している周波数のほんの1.5KHz上でCQ?
 弱い局ならまぁ、仕方ないんだなと思いますが、それなりの強さです。大学のクラブ局ですが、オペレーターの技量ですね・・・・ まだ未交信の局でしたがこちらからは呼びませんでした。後から相手からコールしてきましたが。 JA1YA*局、いきなりCQを出すのは止めてくださいね。

3.いつもは自分を呼んでも応答がないと言われるが・・・
H部門で固定から参加ですからある程度は仕方ないと思います。でも今回はその逆の事がたまにありました。ノイズが非常に少なく、カスカスではあるけど取れる局を何度かコールしましたがダメという場面が。「ノイズの威力」ですね。自分も普段ならば絶対にコピーできていないだろうという信号レベルでした。相手側には自分はノイズの下だったんでしょう。

4.何のために局密度の少ない上にいく?
これは言うまでもなくQRMを避けてスムースな交信をしたいからです。コンテスト用周波数の下限はいつも混み合っています。時にはそこに入り込みもしますが、上に出るときはできるだけ混信を避けたいという考えの方が多いはず。しかし 50.400MHzより上にQSYしていたのに、自分のすぐ 3.2KHz 上に移ってきた局が。 これも弱い局ならば何も問題ないですが、ずっとバリバリかぶるほど強い局。当然相手にも同様の影響があるはずです。相手は移動局で50w MAXでバリバリかぶせてきますから、自分の電波は相当影響しているはず。意味不明です。他にも影響のない周波数はあるのに・・・・ 上にQSYしてきたのは何のためだったのでしょうか? もしかしてQRMの中で交信するのがお好きか、その技術の訓練なのか。ちょっといらっとしたので少しずつ幅寄せしました。あくまでもどいてもらうための「作戦」ですが。

しかしノイズが少なかったことがコンテストの成績に非常に影響しています。普段はS5クラスのノイズがずーーーーっと出でいますが、今回はそれが二日目の夕方まではなし。いつもだとノイズの下に隠れて存在すら気がつかない局まで交信できました。あとDSPノイズキャンセル機能付きスピーカが大活躍です。ヘッドフォンを繋いで使用していますが、耳が疲れにくくなりました。NES10-2 MK2です。興味のある方は検索してみてください。

さて色々書いてきましたが、今回の暫定結果を。

<結果>

 バンド  交信局数  得点  マルチ
50 MHz 481 481 238
合 計 481 481 × 238 = 114478


<時間ごとの交信局数> (括弧内は電信の内数)

50

[21] 81
[22] 48
[23] 34(5)
[00] 20(7)
[01] 19(19)
[02] 10(2)
[03] 0
[04] 0
[05] 14(14)
[06] 27(2)
[07] 21(3)
[08] 12(12)
[09] 31
[10] 20(1)
[11] 14(14)
[12] 18(6)
[13] 4(4)
[14] 21(21)
[15] 22(1)
[16] 11(10)
[17] 14(1)
[18] 14(3)
[19] 8
[20] 18

Total 481(125)

<時間ごとの累積交信局数> (括弧内は電信の内数)

50

[21] 81
[22] 129
[23] 163(5)
[00] 183(12)
[01] 202(31)
[02] 212(33)
[03] 212(33)
[04] 212(33)
[05] 226(47)
[06] 253(49)
[07] 274(52)
[08] 286(64)
[09] 317(64)
[10] 337(65)
[11] 351(79)
[12] 369(85)
[13] 373(89)
[14] 394(110)
[15] 416(111)
[16] 427(121)
[17] 441(122)
[18] 455(125)
[19] 463(125)
[20] 481(125)


<マルチプライヤーの獲得状況> (括弧内は電信の内数)

50

[21] 64
[22] 23
[23] 12(3)
[00] 8(3)
[01] 11(11)
[02] 3(1)
[03] -
[04] -
[05] 9(9)
[06] 12(1)
[07] 13(1)
[08] 7(7)
[09] 19
[10] 9
[11] 9(9)
[12] 8(4)
[13] -
[14] 9(9)
[15] 6(1)
[16] 2(1)
[17] 3
[18] 3
[19] 2
[20] 6

Total 238(60)

昨年同様北関東のマルチが埋まりません。

「眠れる北関東、珍市珍郡の宝庫」という、故JP1JTI 田代氏の言葉が頭をよぎりました。

QSOしていただいた皆様ありがとうございました。また次回のコンテストでお会いしましょう。