P5/3Z9DX OK for DXCC2016年03月31日 07時48分28秒

ARRL のweb site によると OKだそうです。 (^^)

QSLはすでに届いていますね。

http://www.arrl.org/news/view/arrl-okays-p5-3z9dx-north-korea-operation-for-dxcc



Turbo Hamlog FiveQSO.qsl の注意点2016年03月31日 10時19分46秒

Facebookで仲間と話題になっていたことがあります。もともとは他のSNSで話が上がっていたそうですが。


【HAMLOGユーザーからのQSLで、全然別の局との交信なのに同じQSLマネージャーで一括りになってる(複数局とのQSOログが1枚にまとまってる)物が多々見受けられる】

最初はどういうことか分かりませんでしたが、「もしかして」と思って実験をしてみました。

まずはログに仮のデータを入力します。 4局とQSOして、しかも同じQSLマネージャーという設定です。

これを Turbo Hamlog と同時にインストールされる FiveQSO.qslで印刷してみました。


なんにもいじっていない FiveQSO.qsl です。転送枠内にはマネージャーとして指定された私のコールが印刷され、 To Radio の欄には一番新しいQSO局のコールが印刷され、リストには4局のコールが印刷されました。 オリジナルの定義では「Via」の印字命令は入っていません。

同じコールサインで複数印刷する場合、READJ命令で判断してるから?というレスが付きました。

命令についてはここを参照してください。
http://hamlog.no.coocan.jp/html/HID00057.html

#Readj
読み込んだ次のデータのコールサインが前回のものと違っていれば、指定した行、またはラベルにジャンプします。
ジャンプの要領は #Gotoと同じです。
このことにより、1枚のQSLカードあるいはタックシールに同一局との複数の交信を印字することができます。
ただし、JARL指定順JARL指定逆順でなければなりません。クイックQSL印刷では正常に動作しません。
読み込んだデータのコールサインは、QSLマネージャー経由の場合は、QSLマネージャーのコールサインです。
  [例] #Readj *760 ; 違うコールサインだったら、行頭に *760 と書いてある行に
        ジャンプ
#Readk
#Readjと同じですが、読み込んだデータのコールサインは、QSOした相手のコールサインです。

ということで readj を readk にして実験してみました。結果は
readj をreadk にするとこの定義でも4枚にプリントされました。がしかし、4QSOのデータのうち2QSOを同じ局のバンド違いにしてみたら、期待していたのは3枚に印 刷されることでしたが、やはり4枚に印刷されてしまいました。
ただし同じ局が連続して並んでいれば同じ紙に印刷されます。間に他の局が入っていると同じ紙 には印字されませんでした。

その後更にレスが付きました。
readkだと同一コールでも判別できないで、まとめ印刷が出来ないのかぁぁぁ
【海外で2つのコールサインを用いて運用して帰国後、一枚のカードにまとめてデータを印刷しているものが散見される】


2つ目も実験してみました。QSO相手3局 + 私のデータを作りました。3局はマネージャーが私です。 同一マネージャーの3局と、マネージャー本人との交信という設定です。


同じ結果になりました。 この例では私が一番上にいますが、それはQSOしたデータが一番遅いからです。

まとめると
1.同一QSLマネージャーが印刷する範囲内に存在した時には、一枚にまとめて印刷されてしまう。
2.マネージャー本人とのQSOもその範囲内に入っていれば、その一枚にまとめられてしま
う。


FiveQSO.qsl を元にした定義を普段使いされている方は注意が必要ですね。同じマネージャーが何局ものQSLマネージャーを引き受けている例は多々ありますが、違う局のQSLをリクエストする際は、それぞれ別に印刷したほうが無難でしょうね。

私も一ヶ月の中で同一局とQSOすることが多々あります。移動地が違ったりバンドが異なったりモードが異なったり。その際はこの FiveQSO.qsl ど同様な定義を用いています。私は国内ばかりでなくDXとのQSOもありますので、同一QSLマネージャーの場合ももしかしたらあるかもしれません。QSL Bureau に送付する前に、特にDX局宛のQSLの印刷を再点検することにします。いい勉強になりました。(^^)