同軸ケーブルの死亡2015年12月19日 00時01分11秒

昨年の9月にアンテナを建て替えてそろそろ1年3ヶ月です。

以前は 10D-SFA を使っていました。SFAケーブルは芯線は銅線でした。このケーブルは10年以上使用しましたが全く問題はありませんでした。アンテナの給電部から一本でRIGまで引いていました。

昨年建て替え時に使ったケーブルは 10D-SFA-Lite でした。今までのSFAケーブルとは違い芯線を動線から銅メッキのアルミ線に変えたものです。直流抵抗は増えますが高周波では表皮効果でほぼ性能は一緒というケーブルです。しかし芯線がアルミ線に変わったということは耐久性はどうなのでしょうか。

建て替え時にも以前と同様アンテナの給電部からRIGまで一本で引いていました。しかしやはりアルミ線。可動部はアンテナの方向を変える運動に耐え切れなかったのでしょうか・・・  突然ある特定方向で信号が受信できなくなってしまいました。

動画です。


信号がバサッと切れるのがお分かりいただけるかと思います。

やはり低損失ケーブルSFA-Liteを用いる場合は、回転部までは他のケーブルにしておいた方が良さそうです。 と当たり前のことだと思われる方も沢山いらっしゃると思いますが、以前の10D-SFAの使用経験から大丈夫だろうと思っていたのです。
おそらく 10D-2V or 10D-2Wとまた 10D-SFA-Liteを繋ぐことになると思いますが、中継コネクターは用いず MJ MP or NJ NP にしようかとも思います。

144 と 430 には 8D-SFA-Liteを使っています。同じように回転するところの可動部にもです。将来が心配です。