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今年 2017年の夏の6m DXを振り返って2017年07月20日 00時38分20秒

まだ完全に終わったわけではありませんが、そろそろお終いです。

今年の夏の6m DXを振り返ると JT65 の活躍が一番目を引きます。
JT65はQRPモードと勘違いをされてらっしゃる方もいますが、QRPモードではなく「Weak signal用モード」です。この弱電波用モードが6mの極々弱いオープンで大活躍でした。

弱いオープンで入感してくる弱い電波でも交信が可能という感じでしょうか。実際相手がパワーを出していても、弱いオープンであれば届くのは弱い電波になります。CWでは聞き取れないようなか弱い電波でも、PCを使ってどこの誰の電波だと解析して交信に漕ぎ着けるのです。それがデジタルなところなのですが。アナログでは不可能だった極々弱いオープンでもQSOができるようになった、というところにこのJT65の最大の価値があります。(CWでもPCで信号をWater fall画面に表示させるソフトを使って、聞き取れない様な信号でも可視化して信号の存在を認知はできます。)

元々EMEの様な弱い電波でもQSOできる様にと開発されたJT65が、6m愛好家にも本格的に普及したからこそ、交信相手がいて大いに盛り上がったのです。昨年までは今年ほど運用局がいなかったので、さほど話題にもなりませんでした。


今年は運用局が激増し、今までではオープンすら感じれなかった状態でも実はオープンしているという事が数多くありました。またJT65の出現によって大きなメリットがあったのが、「CWを運用しない局がJT65に出てきた」事です。DXはCWがメインであった事は言わずもがなですが、CWをやらない局でもDXに興味のある人は実は沢山いたのです。この様な方々がJT65を運用し始めた事によって交信のチャンスが拡大しました。今まででは不可能と思われていた様な設備の局ともQSOができる様になったのです。JAでも6バンドGPの局がOHとQSOしたり、シングル・デルタループの局がEA8とQSOしたり、JA側でもDX側でも裾野が広がりました。


 PCを使ってのQSOに感動はあるか? 実際それに疑問を持ち運用されていないDXerもいると聞きます。JT65はデジタル通信の一種です。RTTYやPSKと同じです。PC等を介さないと信号の中身が分かりません。RTTYやPSK、特にRTTYはすでにDXでも認知され、ペディションでも運用されています。SSBやCWの様に自分の耳は使いませんが、QSO出来れば感動はあります。パイルになるのも一緒です。JT65の場合は相手に届いてデコードされれば、相手が誰に応えるかは相手次第。自分を呼んでくる局がソフトウェアにリストされ、さあ誰をクリックして応答しようか?と10秒の間に決定します。呼んでいる側としてはまさにロシアンルーレット状態の中で、自分に返ってきた時は「よっしゃあ〜〜」とガッツポーズです。


パイルになってできなかった事ももちろんありますが、それはSSBもCWも一緒です。何に価値観を見いだすかは人それぞれです。自分の耳だけでずっと勝負したい方もいるでしょう。SSBやCWにこだわるのもいいです。RTTYは耳は使わないけど、リグだけでもできるからやるかあ、もよいでしょう。新しいモードに挑戦するのもいいでしょう。モードに関係なく自分の電波が届くか否かに興味を持って運用する方、アワードのためにはなんでも使いたい方、色々な考え方があります。私は モードにこだわりなく、色々な場所、エンティティー、局と交信したいですし、自分の電波がどこまで届くかにも興味がありますし、6mバンドの不思議な伝搬を感じたいです。JT65はあくまでそのツールです。そしてこのツールによって新しい体験が沢山できて楽しかった、というのがこの夏の6mバンドDXの感想です。自宅の設備でも、移動運用の設備でも。特に伊良部島からEA6とQSOできた事は大きな感動でしたし驚きでした。

仕事の都合で平日休みが多く、競争相手が土日祝祭日より少ないのも一つの要因と思いますが、今年はこのJT65を使って例年になく Multi-hop EsによるDXを楽しむことができました。来年はどうなりますでしょうか? FT8は短い時間で交信でき、6m BANDに向いているという意見、-20dB程度までしかデコードできないので不利になるという意見、色々です。 コンディションが良い時は FT8、あまり良くない時は JT65、という感じになる気もします。いずれにしてもJT65が表舞台から無くなることはないと思います。

今年楽しめなかった方、ぜひ今からご準備ください。最後に今年5月から昨日までの6m交信状況です。JT65でDXの入感待ちをしていた時間が多いので、例年よりトータルのQSOは減っています。

交信総数 729   JA 575  DX 154  うちJT65  JA 71   DX 124
JA と JD1 を含む交信エンティティー数は 47 でした。JA JD1 以外のリストは下記のとおりです。



某誌ではJT65用のソフトウェアでJT65-HF-HB9HQX-Edition を勧めていますが、WSJT-X, JTDXと比較してデコード率が低いのになんで??? と思います。

また「送信出力については、相手のレポートより自局が低い値を"良し"とするオペレーションを心がけましょう。」 とあります、レポートはSNRですからパワーと直接的な関係性は無いはず。 それに6mでは別にそんな話聞いたこと無いです。


「JT65運用はおおむね送信電力10W以下を推奨します。
JT65の運用には大きなパワーは必要ありません。
コンディションが悪いときでも30W程度を上限としましょう。」

これについては疑問だらけです。6m DXには当てはまりません。自ら交信できる可能性を狭めてどうするのでしょうか?

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