ワイドグラフを見ないでFT8を運用するなんて・・・ ― 2023年02月06日 09時07分54秒
FT8運用していると
『どうもこの人はワイドグラフを確認しないで送信周波数を決めている』
という局を見かけます。
と言うのは
私がCQを出している周波数の反対側のピリオドで 『いきなり強い電波で他局を呼んだりCQを出し始める』
『CQを出していてオンフレで呼んできた局とQSOしていたら、やり取りが滞ったのでスタンバイしてみたら私に被せてその局を呼んでいた』
とかというあり得ない運用をする人がいるのです。
隣の区の人の例
これは2番目のケースです。
私のことをオンフレで呼んできた IK3ORE局ですが、それほど弱くもないのにスムースに進まなかったのです。交信を終えて一旦スタンバイしてみると隣の区の局が私の上に乗っかってIK3ORE局をコールしていました。 (笑)
人に被せて呼んでも自局のSNRが下がるだけで何のメリットもありませんよね。
でなぜこんなことをするのかと問い合わせすると・・・
はあ???? PCの画面が小さいからワイドグラフを表示させていない?
言い訳にもなりません。
言い訳にもなりません。
呆れてしまいました。
さらなる例。CQを出していたら同じところでCQを出し始める局。えらく強いです。私のことが見えないわけはありません。
ひどいよなぁ・・・・
で調べたらその方はワイドグラフ見ていないと画像で自己紹介していました。
まじでありえない・・・
FT8の基本
1.いきなり電波を出すのではなく、しばらくモニターします。
2.デコードされたメッセージが表示される「Band Activity Window」とワイドグラフをよく見ます。ワイドグラフで信号が流れている場所は誰かが使用している周波数です。
3.空いている周波数に送信周波数を固定して呼びたい局を呼ぶかCQを出す。
ワイドグラフを表示させバンドの使用状況を常に把握するのはFT8運用の必須条件です。常識中の常識です。
ワイドグラフを見ない人はFT8の運用をしないでください。
小さなノートPCでも外部モニターはつなぐことができます。
FT8用縦型モニター ― 2023年02月06日 10時22分01秒
PCの画面が小さいからワイドグラフを表示させていない
という信じられない運用をしている方がいらっしゃるのは前の記事で書きました。
モニターは増設できます。
私の無線専用PCのモニターはこんな感じです。
右側はTurbo HamlogとJT Alert等を表示させ、左側のモニターは縦で使用してJTDXの表示だけに使用しています。
これならば一度に100局デコードしても流れていってしまうことはありません。ワイドグラフは当然表示させています。最新のデコード情報は下部に表示させているのでワイドグラフは下側に重ねています。
しかしJTDXには最新デコード情報を上に重ねる機能もあるので、それを有効にした時は上の方が良いかもしれません。デコード情報とワイドグラフの距離が遠いと目が疲れます。
Band Activity Windowの流れを逆にするには赤枠のところを有効にします。
JTDXで3Y0JをBouvetと表示させる方法 ― 2023年02月10日 16時18分43秒
JTDXの方、3Y0JがAntarctica(南極大陸)と表示されていると思いますが、これをダウンロードして中にあるcty.dat をログディレクトリに置くと良いです。 JTDX再起動で有効です。
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