IC-7300 は COM PORTが1つしかありません。 Turbo Hamlog で周波数読み込みをするだけならば問題はありませんが、USBケーブル一本の接続でCTESTWINを使ってロギングとCWキーイングをさせるにはCOM POT が2つ必要です。
色々なサイトを見ましたが、VSPEのSPLITモードを使うと記載されています。
私もそれを使用していました。 しかし CTESTWIN でコンテストに参加していると、突然周波数の読み込みやモードの取込みをしなくなってしまう現象に出会います。その都度CTESTWINを再起動するのも嫌なのでどうしたものかと思っていました。
そこで VSPE側に状況を伝えどうしたらよいかを尋ねたら、速攻で返信が来ました。
SPLIT ではなくて Connector と Router(switch mode) を使えと。
その通り実践したら全て解決しました。
同じ状況に悩んでいる方もいるかも知れないと思い、やり方を説明します。
先ずはIC-7300ほ起動します。 その後 VSPE を起動します。
そして右クリックで 《Create new device》 をクリックします。
するとここでこの場面が出てきます。 ここで以前は SPLIT を選んでいましたが 《Virtual Connector》 を選択します。 すると以下のような画面に変わります。
ここで所望のPORT ナンバーを入れます。 ここでは説明の画面を作るために COM30 としました。 同じことを繰り返して COM31 も作ります。
すると上記のような画面が出てくるかと思います。
つして次に Serial Router を作ります。
上記の画面から右クリックで《Create new device》 をクリックします。
そして Serial Router を選択します。
そしてこの部分を switch にします。
次に大元となるCOM PORT を指定します。 私の環境では COM4 なので COM4 を選択します。
そしてそのソース COM PORT につなげる virtual COM POT を指定します。
今回作った COM30 と COM31 を追加しました。
完了を押すとこの様になります。
ここをクリックして動作開始するとこうなります。
この状態をセーブすれば次回からこの設定で立ち上がります。
VSPE のこの FAQ のページの下から2つ目の例が該当します。
今まで使っていた SLPIT モード
VSPE側からのアドバイスで今回 Virtual Connectorと Router(switch mode)の画面
USBIF4CW とかをお使いならば問題は発生しないです。 あくまでもUSBケーブル一本でロギングとCWキーイングをIC-7300にさせる場合のお話です。
皆様のお役に立てれば幸いです。
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