方向指定CQ : 特にWSJT-Xユーザーの方はご注意ください2021年05月27日 08時00分00秒


CQを出す際にその方向指定をすることがあります。 CQ DX だったり CQ EU だったりと。

WSJT-Xユーザーの方はその際には Tx6 をご自身で編集する必要があります。

 


間違えてしまうとどうなりますでしょうか?



これはある JH1局 がCQ DX を出そうとしたところです。 Tx 6編集時にCQと自局コールサインの間に DX を入れようとして失敗し、 JとHの間に DX とスペースを入れてしまった例です。 しかしすぐにお気づきになりまして一時停波しました。しかし次に訂正した際には DX の位置は正しく直したものの、自局のコールサインの一文字目 J を削除したのに気が付かずにCQを出されました。 中国の BA4SI 局がコールしているのも分かります。

この様な例はよく見かけられます。十分に注意しましょう。

一方でJTDXではこの様なミスは起きません。方向指定用のボックスがあるからです。
しかしこの機能をご存じない方が WSJT-X ユーザーと同様に手動編集でよく間違えて送信しています



このボックスに、例えばDXと入れれば


Tx6 に反映されます。間違えようがありません。文字は2文字までサポートされています。
このボックスに入れたものは、ボックス内から削除するまで有効です。 毎回Tx6を手動で編集する必要もないのです。