JAを嫌う JA DXer2021年06月03日 06時56分41秒



時々6m FT8 で流れるこのメッセージ。

正直あまりこれを主張しすぎてもかえって逆効果だと思う。さほど混んでいないときならば全然問題ないと思うんだけどなぁ・・・EUとかAFが入っていて、それらをコールするJAでいっぱいになっているときにJA/JAをやるのは空気読んだほうが良いとは感じるけど。50.303MHzは50.313MHz混雑時の代替周波数という認識です。

今年はけっこう周知が進んできたのか、移動局が掲示板などで告知して303使うとか、313がDX大オープンで国内向け運用が出る隙間がないときとかに、代替周波数として303に出ている方が結構いらっしゃいます。混んでない時は313で問題ないと思います。

DXが格上とか思っちゃう人は残念です。 単に趣向が違うだけなのに。 私はDX至上主義者ではありません。単にバンド特性を理解し、皆がストレスなく互いを尊重してトラブルも回避できる方法があるならばそれを利用しよう、という立場です。


6m band はHFとは違いいつDXが開くか分からない、開いても弱い、しかも短時間であれば、同じバンドの愛好家ならそれらのDX信号は保護して然るべきだとと私は思うんですけどね。 自分には聞こえない、見えない信号でも果敢にチャレンジしているですから私自身は応援したいと思います。 もし私でも聞こえた、見えた時は嬉しくなって呼んでしますます。

コンテストに参加していないからと言って、メジャーコンテスト開催時にコンテスト周波数で一般QSO向けのCQも皆さん出さないですよね。それはコンテスト参加者に配慮しているからではないでしょうか? 同様にDX通信に対してもちょっとした配慮があっても良いのではと感じますが、DXerが【邪魔だからどけ】なんて発言をもししたとしたらそれは非難されるべきだと思います。

分かりますよ、6m DXはもしかしたらもう一生巡り合わせが無いかも知れないという気持ち。HFなら被されても、また入るだろうからいいや・・・ とおおらかに流せても6mはちょっと違う。それだとしても【邪魔だからどけ】は無いと思います。比較的整然とDX入感時に運用ができているのも、国内通信をメインとする方々の配慮の上なのだと感じます。

要は互いに尊重しましょうよ、という事です。

思い出しましょう。開局した頃を。小さな設備でQSOできたときの嬉しさ、移動運用で沢山交信できときの嬉しさ。楽しみ方はそれぞれです。

私はラグチューも、一般QSOも、移動運用も、コンテストも、DXも6mで色々なモードで楽しんでいます私は趣味は自分の人生を豊かにするために存在すると考えています。アマチュア無線も趣味の一つ。この趣味でその趣向の違いで摩擦やトラブルのためにストレスを感じることは本末転倒です。