アンテナの調整計画 ― 2018年05月06日 08時52分20秒
イマイチな感じの6mのアンテナですが、色々な方々と相談しながら調整計画を進めています。
その中でいろいろシミュレーションをしてみて、「こんな感じに調整してもどうでしょうかね?」とメーカー側に提示してみましたが、メーカーはラジエーターループだけをいじってSWRの最良点を出せ、とパッと読んだ感じかなりな上から目線的なメールを送ってきました。そもそも注文とちがう物を発送して差額も返していない(別にいいよと言ったのは私ですけど)のに、その感じは違うよなぁ・・・ と思ってしまいます。
とにかく何センチいじってどんな感じになったかだけを教えろ、その他はいじるな。です。
まあ、今回の件でも思いましたけど、あんまり信用はしてはいけないのかなというところでしょうか。まず会社としてオーダーとちがう商品を送ってきたのに、一言の謝りもない、その性能差なんて耳じゃわからんよ・・・ と。
私がちがうアンテナが届いていました。気がつく前に上げてしまったとメールすると。
This is a very difficult situation, the antennas are also very similar so it is a lot of work and cost to change them but if you want to do this, I am happy to help. If you take downa dn ship the antenna back, we will send a WOS.
じゃあ、全部送らなくて良いのでブームの一部と取り付けサイズを教えてください。とメールすると。
The boom positions and element lengths are all different and then the cost is still similar to send another antenna boom as it is almost the same cost as a complete antenna. The difference in terms of performance is negligible and a lot of work for a difference this will not be heard with the human ear!
もういいや・・・・ と放ったらかしにして現在まで。 メーカーの指示通りのサイズで組み上げましたけど、SWRのボトムはバンドの下側の外にあります。指示書にはラジエータールーフ無の大きさを調整して最良点を探せと書いてありましたので、とりあえず小さくしてみてますけど、先の記事で書いたとおりのSWRとなっています。
もうメーカー指示は無視して、シミュレーションの結果通りに組み直してみることにします。
仕事が多忙で時間もないし、怪我をすると仕事もできなくなるのでまたFTIに依頼することになると思います。
ついでにプリアンプも交換します。直下型の2線式ものにします。トラブルの多い卓上型は廃棄します。まあここには書かない面白いストーリーもありますので、気になる方はTwitterやメールで。(^^)
QSLカードの発送 ― 2018年05月08日 16時15分02秒
早くも到来? マルチホップEsのシーズン ― 2018年05月08日 23時35分03秒
OD5PY OD5YA on 6m ― 2018年05月09日 07時43分05秒
6m マルチホップEs シーズン到来 ― 2018年05月09日 14時29分34秒
デジタルモードとALC ― 2018年05月09日 22時46分52秒
デジタルモードとALCの関係、何が何でもALCは振らないようにし無くてはならない、という一種都市伝説みたいなものがあります。
JT65 JT9 FT8 は本当にALCは振らせてはならないのでしょうか?
答えは否。
これらの低速の単音系のデジタルモードは、短い時間で見てみると「単一キャリア」です。つまり高周波増幅段の直線性は必要なく、ALCの考慮は本来は必要ないのです。
PCとソフトウェア、サウンドカードとインターフェイスで運用するというスタイルは、RTTYやSSTVと同じですから、さんざん「ALCは振らせては駄目」と言われてきましたので、同じ様に「駄目」という理解なのでしょう。 私もかつてはそう思っていました。
しかしCW同様「単一キャリア」なのでALCは無関係、なのですね。
むしろ歪の原因は送信波ではPCのサウンドカード段階で発生していたり、受信の場合は入力レベルが高すぎたりというところにあります。「歪んだ、単音ではない」信号であれば送信時のALCは関係してきますね。
受信時の歪みもサウンドカードへの入力過多だったり、サウンドカードの性能による飽和だったり。
最初の問の答えは「否」ですが、サウンドカードの段階で歪んでいる可能性も考慮すれば、「必ずしも誤りではない」という感じなのでしょうか? 私も「念の為」ALCは振らさないようにしてあります。
私の理解に間違いがあるかもしれません。 ちがうよ~ という方いらっしゃいましたら、ぜひご指摘ください。
これは埼玉のある方が実験したオシロ画像です。
(友人から、知らない人はほぼ居ない皆に嫌われている某嫌われ者がケチつけている、と連絡がきました。 スペクトラムアナライザ ですね。気に入らないのだから見に来なきゃいいのに、気になるんですかね? 謎)
ALCをガンガンに振らせた時
ALCを振らせなかった時
ほとんど変わりません。TS-990Sご使用です。
なお、低速でない単音系でないデジタルモードはALCの考慮が必要だ、ということは理解しております。SSTV, PSK31,MSK144,RTTY等。
A71EM open to EUs on 6m band ― 2018年05月10日 07時42分20秒
EU入感 6m ― 2018年05月10日 16時12分34秒
私のところでは何もありません。
しかし今日は UN6T が関東でもデコードされましたし、鹿児島の JE6BHT 局がウクライナの UT7QF局とQSOされました。 今年も Multi-hop EsによるDXのシーズンが始まりましたね。
私はアンテナの整備をしないと・・・ 乗り遅れそうです。(^_^;)
JAとの交信分もLoTWに ― 2018年05月14日 00時35分49秒
LoTW、どのくらいの皆さんがお使いでしょうか? LoTWとはLogbook of the Worldの略で、ARRL(American Radio Relay League・米国アマチュア無線連盟)が世界中のアマチュア局を対象に運営しているQSOログのデータ・バンクです。
日本語の解説ページも有志がお作りです。
LoTW と聞くと 「DXCCの為だけにある」 という認識をお持ちの方もいらっしゃると思います。さらに 「日本国内交信のデータはアップロードする必要がない、いやすべきではない」 という認識をお持ちの方も。
いえ、LoTWはDXCCの為だけにあるわけではありません。
VUCC V/UHFを使ってできるだけ多くの グリッドロケーター を集める
WPX できるだけ多くのプリフィックスを集める
等、日本国内QSO分が活きてくるアワードがあります。 日本には多くのグリッドロケーターがあります。しかし中々JA同士のQSO分をアップしていただけないので、未だにJAのグリッドロケーターが完成しません。
また日本には多くのプリフィックスがありますが、同様に完成できていません。
是非日本国内交信のデータも LoTWにアップしてくださいますようお願いいたします。中にはデータを送るとサーバーに負担がかかるのではとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、ARRLがそんな軟なサーバーを使っているはずがありません。
LoTWをお使いの皆様、よろしくお願いいたします。
6m band FT8 の送信シークエンス ― 2018年05月19日 06時23分03秒
6m bandも Multi-Hop Es のシーズンが幕開けとなり、連日EU W ME方面の入感で賑わっています。
新たにデジタルモードをお楽しみの方など、昨年のJT65の状況をご存じない方も多数お出になられてるかと思います。
昨年のJT65では多くのJAがこの Multi-Hop EsでDXを楽しみました。既に今年のFT8の状況をご存知の方はお感じらにってらっしゃると思いますが、自分の受信シークエンスでDXを呼ぶ強い局が出現すると、それによって受信しようとしていた大陸を超えてくるDXの弱い信号がマスクされてしまいます。
昨年はその様な「悲劇的状況」を避けようと、「自然に」JAは常に ODD 奇数 2nd で送信し、反対側のシークエンスは「静かな受信環境をつくろう」という一種の慣習ができました。これは皆が同じ様にDXの弱い信号は潰されないようにしなくてはならないという思いから自然にできあがったものです。
この 「JAは常に ODD 奇数 2nd」 という慣習は欧米でも広く認知され、日本向けにCQを出す方々のほとんどは EVEN 偶数 1st で出てこられました。
今年は FT8の爆発的流行 によって、この慣習をご存じない方が EVEN 偶数 1st でCQを出されたりしている状況だと聞いています。DX側でもやはり新たに出てこられた方がこのJA側の取り組みを知らず、奇数 ODD 2ndでCQを出す場面もあるようです。
しかしここはやはり、「お互いの受信環境を静かに保ち、DXの信号が受信しやすいようにする」 というメリットしか無いTXシークエンスの統一の取り組みを日本側は継続すべきでしょう。
6m bandで 「DX向けのCQ」 を出す場合は 「常に 奇数 ODD 2nd 15/45」で行う。
という慣習を是非キープしてくださいますようお願いいたします。
この取組については近々CQ誌その他でも紹介され、周知が図られます。皆様のご協力をお願いいたします。
5月から8月末ころまでは、国内向けのCQであっても、突然のオープンに対応するためCQはできる限り 奇数 ODD 2nd 15/45 でお願いいたします。皆様のご理解とご協力を切にお願いいたします。
なおご自身がコールする際には「1st/2ndどちらかだけという取り組みはございません」。
WJST-Xの切替方法
JTDXの切り替え方法
JT65-HF HB9HQX の切替方法
MSHV の切り替え方法
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