FT8等デジタル通信と情報共有2019年05月17日 03時48分00秒

過去にも同様の記事がありますが、また改めて。

FT8 JT65 等のデジタル通信では、ソフトウェアは違えども情報を共有する機能が備わっています。その共有された情報はPSKRのマップ等に反映されます。


自分がどこの誰にどの程度のSNRで受信されているかがわかります。これは自分の電波を受信した局が情報を提供してくれているから分かります。ご自分も受信した局の情報をホストに送信し、情報を共有しましょう。アマチュア無線なんですから情報は Give and Take で。 (^^)

設定は簡単。WSJT-X , JTDX は Settingの Reporting から  "Enable PSK Reporter Spotting" にチェックを入れます。

WSJT-X


JTDX


MSHV  Options から Radio And Network Configration に進み、"Enable PSK Reporter Spotting" にチェックを入れます。



さらにその情報に正確性を出すため、ご自身の Grid Locator は正確に入れましょう
各ソフトウェアには自局の Grid Locator を入力する場所があります。 少なくとも6桁 のデータを入れましょう。 4桁だと大雑把な位置表示になり、PSKR地図上で海上になってしまったりします。

JT Alert をお使いでしたらば


Send Spots to HamSpots.net にチェックを入れましょう。 PSKRではなく 
に情報を送ってくれます。 ここはどなたでも無料て使えますが登録が必要です。
ログインして My spots に移動すると自分がSpotした局と、自分のことをSpotしている局のリストが出てきます。 右上のボックスにコールサインを入れて Search をクリックすれば、その局がspotした局のリストと、その局をspotした局のリストが出てきます。 情報を非公開にしている局は・・・


のように表示されます。

情報共有は強制ではありません。しかし非公開にするメリットもないでしよう。ご自身の信条で設定されて良いと思いますが、ほとんどの方は情報を送ってらっしゃいます。

また自局のアンテナなどの情報を送る設定については、この記事を御覧ください。



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