Turbo Hamlog とQSL2016年03月21日 02時31分33秒

Turbo Hamlogは大変素晴らしいソフトウェアです。 手書きのログを私もこれで電子化いたしました。いろいろな機能があり重宝しています。QSL印刷機能、過去のQSOデータの瞬時の検索、JCC/JCG等の交信履歴の表示など盛り沢山です。
このソフトウェアを使い始めてからアマチュア無線が余計に楽しくなりました。ハムログ作者の方には本当に感謝しております。ありがとうございます。

QSL印刷機能は特に重宝しています。インストールするとデフォルトで付属しているQSLの印刷定義もインストールされます。それを各自が自局用に改変して使ううことになるかと思います。私もそれらをいじったり、また自分で作ったり、ネットで公開されている定義などを参考にしたりして楽しんでいます。

最初はきっと多くの方が「白紙縦.qsl」か「白紙横.qsl」を改変して印刷されていると思います。

「白紙縦」で以前配布されていた、タイムスタンプが 2013/03/23 00:00 のものでは【BAND】 では必須の単位の印字が欠落していました。現在配布されているタイムスタンプ 2015/12/29 5:25 ではちゃんと 【BAND】 の下の枠内に MHz が印字されます。
以前のものをベースにご自分用の定義を作った方は注意が必要です。
また交信年の表記も「西暦下2桁のみ」となっています。西暦を略する時はアポストロフィー (apostrophe)を用いて、例えば2016年であれば '16 の用に略しますが、古いタイムスタンプの白紙縦の定義をベースにしている方のQSLでは 16 とだけ記されています。これですと西暦2016年なのか、昭和16年なのか、平成16年なのか宇宙世紀0016年なのか分かりません。新しいタイムスタンプの定義ではアポストロフィー (apostrophe)がつくようになっています。しかし紛らわしいので西暦4桁で表記するのが一番だと思います。(具体的には "!Dy"  となっている部分を "!DY"  にしてしまうだけでOK です。)

以前配布されていた定義には少し問題もあったのですが、きっと多くの方が 「Hamlogと一緒に配布されているから問題ない」と信じて使ってしまったのだと思います。隔月で届くQSLの中に毎回毎回この単位の欠落したQSLが大量に含まれています。
一緒に配布されてしまったことの後遺症でしょう。
いつ頃タイムスタンプの違うものに差し替わったのかは分かりません。何も作者の方からはアナウンスされていませんが、おそらく交信証として許容範囲の外に出ているとのご判断からでしょう。

【アマチュア無線はあくまで「趣味」なのだからそこまで厳しくすることもあるまい】
【正確であるに越したことはないが、個々の無線家の価値観も尊重したいものだ。】
等のご意見もあろうかとは存じます。しかしやはり「交信証明書」としてご自身が発行するのですから、正確であることはとても重要な事であり、価値観に左右される問題ではないと個人的には思っております。

さて多くの方が定義をネットで公開されていらっしゃいますので、私もパクリですがこのBlogで公開しています。ページの右側に「Hamlog QSL 定義」のコーナーがあり、縦用を6つ、横用を3つ置いています。参考になれば幸いです。RS/RST/RSVの自動切替や、DX局向けの英文表記への自動切替、QSLマネージャー宛の際の Via の印字機能、交信証明印の印字等を含んでおります。
間違いがございましたらぜひご指摘くださいませ。(^^)

関連記事 
http://jp1lrt.asablo.jp/blog/2015/10/29/7874574
http://jp1lrt.asablo.jp/blog/2016/02/03/8007807

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