ALL JA コンテスト 結果発表 ― 2006年08月06日 11時00分58秒
あそこのシャックから出てこられたら太刀打ちできませんので2位以下だと確信していました。しかしうまくいけば昨年同様2位かもと思っていただけに、JH7VVR/2局に僅差で破れたのが悔しいです。
しかしコンテストレビューにも書きましたが大失敗をしています。これが最後まで影響し局数を稼げませんでした。マルチに関していえば1エリアX50参加局の中では固定Hの強みを生かして29と差をつけていました。JH7VVR/2局は 552 x 28 = 15,456 当方は 520 x 29 = 15,080 ですのであと 「13局」のQSOで逆転出来ていました。
う~~ん・・・ やはり作戦失敗が効いています・・・
JARLの発表ページに出ている P50 C50 X50のログ提出局とQSOしたか否かを調べてみると、同じエリアでも取りこぼしがあります。う~ん・・・ その辺が出来るだけ少なくなるようにしないとだめですね・・・・・ アンテナの向きなど考えないと。
あと今回もう一つ驚いたのが JQ1KDM/1局。525局と当方より5局多いQSO数でした。当方も交信しています。14ですから茨城県からのご参加です。マルチに差がついたのはやはり遠方とQSOできるかどうかということでしょうか? やはり固定からの参加はマルチの点では有利、ということが今回の結果からも分かります。
入賞局を見ていますと、殆どの方とQSOさせていただいております。ただ、今回は取得マルチ 03 06~27 31 35~39で6、8、9とはQSOしていません。C50部門ご参加の方々とももちろんQSOしていますが、3アリアでは P でご参加の JH3EUJ/3局が勝たれたのがすごいなぁっ、と思います。1の場合上位入賞局はほとんど H 局ですので。
今日はFDコンテストですね。 当方は仕事で出られません。ワッチも出来ません。(^^;) 次の参加は全市全郡コンテストの予定です。 以下は入賞局(C50 X50はHMP)のリストです。赤字はQSOした局です。
(1) JO1QYI/1 319 × 14 (3) JH6NSS/1 191 × 17 JA1XLX 261 × 11 7N4LDG/1 162 × 12 JN1MGC/1 132 × 11 (2) JQ2SJN/2 148 × 24 JR2BJV/2 119 × 23 JE3ASB/3 89 × 19 JN4VOX/4 81 × 17 JR5EOY/5 29 × 16 JE6SWT/6 21 × 9 JO7NGV 12 × 3 JG0WMZ/0 27 × 12電信部門シングルオペ50MHzバンド C50
C50 シングルオペ 50MHzバンドHMP (1) JE1BMJ 353 × 32 (2) JA4OEY/1 321 × 26 (3) JI1HCD 299 × 24 JI1ACI 275 × 23 JF1NDT/2 261 × 14 JH3EUJ/3 78 × 22 JH4IUO 101 × 30 JA5WPR/5 73 × 19 JQ1AHZ/6 18 × 10 JF7RKV/7 111 × 10 JH8BGQ 2 × 2 JA9XAO 12 × 9 JA0HU 9 × 5電信電話部門シングルオペ50MHzバンド X50
X50 シングルオペ 50MHzバンドHMP (3) JP1LRT 520 × 29 JQ1KDM/1 525 × 19 JR1UIE/1 292 × 20 JR1UJX 363 × 15 JO1ATK 333 × 15 JO1IRD/1 348 × 14 7K2ODM/1 272 × 14 (1) JI2UNR 751 × 34 (2) JH7VVR/2 552 × 28 7L1FFN/2 258 × 23 JJ3TAE/3 215 × 29 JI3CJO/3 172 × 27 JI6DUE/3 176 × 23 JA3QJA 137 × 29 JA5CQH/4 157 × 26 JA9VEQ/4 119 × 28 JA5RCT/5 218 × 35 JR5HWQ/5 199 × 30 JH6MZR/6 90 × 19 JQ6GEP/6 52 × 18 JA7AHK 71 × 15 JA7FKF/7 71 × 12 JJ8NNR/8 49 × 21 JK8PBO/8 36 × 13 JA9XAT/9 40 × 19 JI0KLM/0 60 × 17
ICOM IC-575 ― 2006年08月13日 11時35分45秒
移動運用でもたまにはするかなと思い、IC-575を引っ張り出したはよいが調子が悪い・・・・
スイッチを入れてしばらくすると突然感度ががつんと下がってしまう・・・ PTTをカチャカチャすると元に戻るときとそうでない場合がある。+20dbの信号を受信させていて、時々Sメ-タ-が2~3まで落ちて数十秒で復帰する現象です
これではまともに使えないのでメーカーに修理依頼をしました。しかし一度は異常なしで戻ってきたので、現象をデジカメで動画撮影し再度出しました。メーカーでも現象を再現できたみたいですが、原因が分からず、色々部品を交換して現在エージングテストを実施しているようです。リレーだけの問題ならばすぐに解決ですが・・・
もう移動シーズン終わっちゃいますよ・・・・
学生時代が終わってからはまともな移動は一度もしていないのですけどね。(^^;)
PLC問題 どうしたJARL? ハムフェアにてシンポジウムに参加 ― 2006年08月20日 19時49分53秒
我々の代表であるJARLが会員の意思に反して賛成を。その真意を聴くべく本日ハムフェア会場で行われたシンポジウムに参加してきました。もともとハムフェアに行く気は全然なかったのですが。
JARL技術研究所長 森 章和氏
JARL電磁環境委員会委員 武藤 浩二氏
JARL専務理事 海江田氏
が説明に来ました。
武藤氏は「問題があり個人的にはパブリックコメントには反対として意見を出した」と述べられたのに対して、森 海江田両氏は賛成と・・・ JARL内部でも一枚岩でなくバラバラです。森 海江田両氏は準備書面にはJARL会長 原氏 の代理人として名前を連ねています。代理人ですから全ての権限はこの両名が握っているのです。
しかし、何故JARLが賛成するかという説明はどうもはっきりせず会場からは怒号が飛び交いました。曰く「我々は努力してきた。これだけ厳しい値になったのも云々・・・」「苦渋の選択・・・・」。今まで反対と表明してきたものを180度変換する理由になっていません。しかもこの重要な決定事項に関しては「理事会を通していない」事が判明しました。「各理事のコンセンサスは云々」と最初ははぐらかしていましたが、結局理事会は開いていないと認めたのです。武藤氏の所属するJARL電磁環境委員会では今回の審議会に対する態度を決定する会議はなかったとのことでした。したがって「理事会や関連の委員会で議事録に残るような正式の会議無しに賛成が密室の一部理事による会合で決定された」と言っても過言ではないでしょう。(一部理事だけの会議で決定した事項ならば、良心のある他の未参加だった理事が緊急動議をかけて臨時理事会を開き、撤回させるということもできなくないように思えますが・・ その辺は詳しくないので・・)準備書面は8月7日付の日付で作成されております。そして今日まで我々JARL会員に対してはなんの説明も行われてこなかったのです。密室で決定され、ぎりぎりになって表に出す。なんと姑息なんでしょうか。JARLのWEB SITEでは何も触れられていません。メールマガジンも次回発行はなんと23日です。23日に審議会があるのです。創刊号から見ていますが月2回発行です。その月の2回目の発行が23日というのは、過去の発行日から見ても一番遅い日程です。ここにJARLの意図が見え隠れします。これだけ重要な事項なのですから、会員への告知は義務です。メルマガ臨時号を発行しても良いはずです。それができたはずです。
最後は怒濤の飛び交う中、海江田氏の一方的な退室によって幕を閉じました。非常に後味の悪いシンポジウムでした。
開催された場所にも恣意的な者を感じます。これだけ重要な内容ならば会場一階のイベント・コーナーで大勢の前で行うべき事なのでは。それを会場2階の商談室という、非常に小さな部屋で「興味のある者がわざわざ足を運ばないと行けない場所」で行ったのです。しかもハムフェアのガイドブックにはシンポジウム開催の案内の記述はありません。JARLのWEBでのみの案内です。これで会員への説明責任を果たしたなんていうのなら許されるものではありません。
JA7AO 松本OMのHPでは署名活動を実施しています。今声を上げなければ「賛成した」と見なされてしまうのです。今は「反対」の声を少しでも多く届けることが必要です。
JA7AOさんのHPを見て、23日正午までに署名FAXを1枚送るだけで意思表明ができます。是非今こそ我々の意思を示そ
うではありませんか。一人一人の意見を集めれば大きな意見となります。
今回アマチュア無線関係のBLOGを書いていらっしゃるところにTBを送信させていただきました。是非興味を持って読んでいただけたらと思います。不都合でしたら申し訳ございませんでした。
PLCの現況 の講話を聞いて ― 2006年08月20日 23時13分13秒
次に武藤JARL電磁環境委員会委員からPLCの現況についての講話がありました。この話しは面白く興味を持って聴くことができました。氏はご自身としても先のパブリックコメントには反対の意見を提出されたと述べており、非常に好感の持てる講話でした。その中からちょっと抜粋して書かせていただきたいと思います。
HF PLCとは
・非シールド、不平衡、架空
・線路と機器間のインピーダンス整合無し
・HF帯波長と同等程度以上の路線[長
→ 配電線がアンテナとして機能 : 電磁波放射
規制値案の問題点
・電界強度で規制値を規定していない
世界でも類を見ない規制値決定概念
他の高周派利用設備との不整合
・ITU-R勧告 P.328-8 との不整合
住宅地環境の人工雑音強度遙かに大きな妨害派
→田園地帯や商業地域はITU-R勧告値を採用して いる。ダブルスタンダードで問題。
・住宅地環境では放送計画が成立しない
ITU-R勧告:40[dBμV/m]@26[dB]S/N
国内短波放送:30[μV/m]ニアリーイコール 30[dBμV/m]
帯域外スプリアス発射
筐体からの放射電界強度のみで規定
他の高周派利用設備との不整合
その他制度上の問題点(1)
混信妨害が怒ったときに
・電波法第101条の適用は本当に可能?
→所有者または占有者を特定できるのか?
その他制度上の問題点(2)
・FCC Part15.1と同様の運用規則が必要
無線業務、放送受信への混信時の運用停止
適法無線局からの混信は受容
・装置に対する条件
上記運用規則のラベル添付が必要
家電機器等組込の場合:モデム機能だけを停止 できること
・家電品の本質的機能が使用できなくなる事態 を回避
・電波法第101条に定める「必要な措置」とし て必要
・機器を識別・特定する為の信号が必要なのではないか?
所有者または占有者の特定
妨害源の特定
など聴いていてうなずくものが非常に多くありました。今後もしPLCが認可された場合に、一般ユーザーは何も知りません。 ですので その他制度上の問題点(2) の内容は特に重要だと考えます。しかし武藤氏はちゃんと触れていらっしゃるのに、JARLとしては何らこの点については考えていないようです。
現在シンポジウムで武藤氏が使用されました資料が公開されています。
http://homepage2.nifty.com/preserve_spectrum/index_j.html
から
http://homepage2.nifty.com/preserve_spectrum/hamfair2006/4thJARLsymp_jh5esm_handout.pdf
その後質疑応答が始まり会場が炎上し始めました。森技術研究所長に「武藤氏は反対、JARLは賛成、おかしいではないか」と質問が入り「今日の一番のポイント・・」と答え始めましたが誰も納得せず。
その後海江田JARL専務理事が「しめ」のために登場したのですが、ますます怒号が飛び交う事態に。
JARLは一体どこを向いているのでしょうか? 会員の方を向いていないのは明らかです。残念ですが。
《PLC問題》電波監理審議会の意見の聴取について ― 2006年08月24日 17時12分06秒
タイトルの件、やっとJARLのHPにUPされました。
まずは読んでみてください。
http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-7_plc/060823chomonkai.htm
さてどうお感じになりましたでしょうか?
この決定については、第488回理事会(7月15日、16日開催)において報告し了解されている もの
という文言があります。これは正確なのでしょうか?色々な方のBlogと当方が参加したシンポジウムでの海江田専務理事の発言では100%正しいとは言えないでしょう。実際「業務報告」の様な形でだされ、詳しい内容も他の理事には説明されなかったというのが大筋のようです。とても「内容を理事会に詳細に報告し、参加した理事の理解と支持を受けて了承された」という事は絶対に言えないはずです。理事会にかけて審議された物ではないはずです。
**** アマチュアコード****
1.アマチュアは、良き社会人であること。
1.アマチュアは、健全であること。
1.アマチュアは、親切であること。
1.アマチュアは、進歩的であること。
1.アマチュアは、国際的であること。
今一度この意味をJARLそのものが考えていただきたい。もし本気で「よかれ」と思ってやっているのだとしたらそれはとんでもない勘違いなのではないだろうか。 政治的な判断だと主張しているようにも見られますが、科学的に間違っていることに何故迎合する必要があるのでしょうか。賛成と言う他にも手段はあったはずと思います。JARLは科学技術の進歩を標榜している社団法人なのですから。
追記 JA7AO Weblog に 草野OMの報告が載っています。 http://ja7ao.sub.jp/blog/2006/08/post_204.html
理事・関西本部長 のコメントが出ています。 http://www.19box.net/kansai_hyosi/index.html
《PLC問題》今何をすべきか ― 2006年08月25日 09時23分23秒
◎PRIORITIZE 優先順位をつける
JARLの責任問題を追及する声が上がっています。もちろんそれに反対するつもりはありません。しかし9月13日の審議会での動向を見極めて行動する事が優先順位が高い気がします。その結果次第ですが 行政不服審査も有効な手段かもしれません。いろいろな方のBlogや掲示板などを読んでいると、人間関係が複雑で色々な意見が出ています。でもここは普段の摩擦を忘れ、全てのアマチュアが結集するときなのではないかという書き込みがあり、私自身もそう感じます。
JARLに対する行動は後回しでも良いでしょう。もちろん同時進行できるだけのものがあればいいのでしょうが、私自身は多忙すぎて一度に色々とはできません。たぶん多くの方もそうでしょうし。
しかしこれだけJARLの理事会の事が問題となっているのに、そこに参加したはずの理事のコメントが出てこないのもどうなのでしょうか。我々アマチュアにとっては一大事な本件に対して、我々の代表として参加したはずの理事の声が聞こえてこないのは甚だ不満です。開催されて報告されたとする理事会の(こういう事態では改竄の恐れもあるが)完全なる議事録を読んでみたい。
個人でできることには限界があります。しかし自分にできるツールがあれば何でも利用したい気分です。
新聞社に事の顛末を投稿する。という案もありますが、産経新聞は先日PLC推進派からの情報だけのお花畑状態記事をぶちかましたのでだめでしょう。読売新聞は「読売一万局賞」というアワードも出していますから、もしかしたら話ができるかもしれません。
頭には来ています。腹が立っています。でも感情論だけでなく「何ができるのか、何が有効打となるのか」を考えで行動したいと思います。引き続き情報の収集に努めていきます。
《PLC問題》 自分でしようと思う事 ― 2006年08月26日 22時37分25秒
とりあえず私は行政不服審査の勉強をしつつ、政治家、有名人、新聞社、放送局へメールを書く事とします。
既に何通もメールを出しました。実際どの程度の効果があるかわかりません。しかし地道に続ける事が重要なのかなとも思います。皆さんもほんと地味な作業ですが、同じようなメールが何通も届けばきっと興味を持ってもらえると思います。ハムの資格を持つ政治家にはもちろんですが、そうでない人でも地元有権者からの陳情メールが届けば読んでもらえるのではないでしょうか。地元でなくてもいわゆる有力者とかも。
新聞社、放送局も同様です。(ただしお花畑記事を書いたフジサンケイグループは私の場合除外しました。)
アドレスなどは検索すれば見つかります。頑張りましょう。
追記(8/29) 色々と他の方のBlogを見ていると主張の異なる方との論戦になっていたりもします。私のスタンスとしては、どちらにも与せず自分のできることを淡々と進めていきたいと思っています。意見・手法に差異はあっても「よりよいもの」を求めていくというマクロな目標は一緒なはず。足の引っ張り合いはせず、各人が同じ意見だと思われるところに集って活動すればいいのではないでしょうか。大きな目標は一緒のはず。頑張りましょう。
最近のコメント