《PLC問題》電波監理審議会の意見の聴取について2006年08月24日 17時12分06秒

タイトルの件、やっとJARLのHPにUPされました。

まずは読んでみてください。

http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-7_plc/060823chomonkai.htm

さてどうお感じになりましたでしょうか?

この決定については、第488回理事会(7月15日、16日開催)において報告し了解されている もの

という文言があります。これは正確なのでしょうか?色々な方のBlogと当方が参加したシンポジウムでの海江田専務理事の発言では100%正しいとは言えないでしょう。実際「業務報告」の様な形でだされ、詳しい内容も他の理事には説明されなかったというのが大筋のようです。とても「内容を理事会に詳細に報告し、参加した理事の理解と支持を受けて了承された」という事は絶対に言えないはずです。理事会にかけて審議された物ではないはずです。

**** アマチュアコード****

1.アマチュアは、良き社会人であること。

1.アマチュアは、健全であること。

1.アマチュアは、親切であること。    

1.アマチュアは、進歩的であること。 

1.アマチュアは、国際的であること。

今一度この意味をJARLそのものが考えていただきたい。もし本気で「よかれ」と思ってやっているのだとしたらそれはとんでもない勘違いなのではないだろうか。 政治的な判断だと主張しているようにも見られますが、科学的に間違っていることに何故迎合する必要があるのでしょうか。賛成と言う他にも手段はあったはずと思います。JARLは科学技術の進歩を標榜している社団法人なのですから。

追記 JA7AO Weblog に 草野OMの報告が載っています。 http://ja7ao.sub.jp/blog/2006/08/post_204.html

理事・関西本部長 のコメントが出ています。 http://www.19box.net/kansai_hyosi/index.html

コメント

_ WA ― 2006年08月24日 22時42分31秒

>科学的に間違っていることに何故迎合する必要があるのでしょうか。
まさに、この一文ですね。
JARLのことで、アマチュア無線だけの問題にとらえられそうなのが心配です。もちろん、直接的な利害関係者としてアマチュア無線家が声を上げるのは重要ですが、事は短波帯全体に影響を与える問題であるという視点は片隅に忘れないで欲しいと思います。
また、法令が改正されてしまったら、仮にHP-PLCがすぐには普及しなかったとしても、同じ原理を使った似て非なる何かが、同じ法令規制値の枠組みで登場する可能性があるという心配をしつづけなければいけないのではないかと思います。

_ ませ1りすか ― 2006年08月24日 23時46分31秒

WAさん、コメントありがとうございます。JARLは政治的な理由があったにしろ絶対に正しくない物を認めてはいけなかったのだと思います。他の短波利用者に対するインパクトを考えれば。

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