太陽光発電メーカーへからの回答 【サンテック・パワー】 ― 2010年03月25日 16時30分17秒
お問合せ頂いております太陽光発電用パワーコンディショナの高周波ノイズにつきまして、下記のように回答させていただきます。
弊社のパワーコンディショナはJET(電気安全環境研究所)の認証を取得した製品を採用しており、VCCI(情報処理装置等電波障害自主規制協議会)のクラスA規格を満足しております。
しかしながら、設置環境によりテレビ、ラジオ、アマチュア無線等の受信感度が高い機器に対して影響が出てしまう場合がありますので、太陽光発電システム(パワーコンディショナ、太陽電池モジュール、配線類)を上記各機器からなるべく離して設置するように施工指導をしております。
ノイズ問題が発生した場合には、パワーコンディショナの外部接続配線へノイズフィルター等を装着して対策した事例もございますが、設置状況によっては完全に除去することは難しい可能性がありますことを、御理解頂きますようによろしくお願いいたします。
又、御近隣のシステムからのノイズ発生の場合につきましては、太陽光発電システム設置者様経由で御相談頂ければ、ノイズフィルター装着等の対応をさせて頂きます。
お問い合わせ頂きました貴重なご意見等は、今後の商品開発,カスタマーサービスに反映させていただきます。今後とも宜しくお願い申し上げます。
サンテック・パワー社は VCCI CLASS A ということでした。
VCCIのホームページ http://www.vcci.jp/general/flow.html によれば、CLASS A は CLASS Bよりも緩やかな規格です。
●「クラスB情報技術装置」
クラスB情報技術装置とは、クラスB情報技術装置の妨害許容値を満たす装置である。クラスB情報技術装置は主に家庭環境で使用されることを意図した装置。
●「クラスA情報技術装置」
クラスA情報技術装置とは、クラスA情報技術装置の妨害許容値を満たすが、クラスB情報技術装置の妨害許容値を満たさないすべての情報技術装置。
注:家庭環境とは当該機器から10m以内の距離でラジオ・テレビジョン等の放送 受信機を使用することが予想される環境をいう。住宅環境ともいう。
(クラスAでは事業所等での使用を前提としており、シールドラックや情報処理室等へ設置することを想定されているため、クラスBよりもおだやかな規制となります。)
太陽光発電システムの10m以内にラジオやテレビは当然存在すると思いますが・・・
しかしノイズ障害が発生した場合には対処していただけるとのことです。
参考になれば幸いです。
当ブログで太陽光発電関係の記事は
http://jp1lrt.asablo.jp/blog/cat/solar/
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