コンテスト用ロギングソフト ― 2010年10月13日 11時11分05秒
CTESTWINの方用の最新記事は
http://jp1lrt.asablo.jp/blog/2014/11/20/7503285
Zlog for Windows http://www.zlog.org/zlog/zlogwin.html
CTESTWIN http://e.gmobb.jp/ctestwin/Download.html
コンテスト中は上記ソフト、しかし通常時はHAMLOGという方も多いと思います。そんな方にコンテスト終了後にデータをHAMLOGに移植するか、という方法をお教えします。 コンテストに多く参加されている方には既にご存じだとは思いますが、たまにしか参加されない方、これから参加してみたい方、コンテスト中もHAMLOGでロギングしたためデータを出すのが面倒だ、という方向けです。(^^)
まずはZlogから。
コンテスト終了後、コンテストのデータは****.zloというファイルで保存されます。それをZlist.exeでデータの解析やログファイルのアウトプットを行います。
Zlist http://nksg.net/ham/zlistw/
実はこの Zlist だけでもTURBO HAMLOG用 CSVファイルが出力できるのですが、HAMLOG用CODE、つまり相手のJCC JCGナンバーは 「マルチとしてカウントされた局のみしか出力されない」のです。 ですのでここでは省略します。
Zlist で ***.zloファイルを開きます。
そしてデータの書き出しで Zlog for DOS テキストファイル でログファイルをアウトプットします。 このログファイルはJARLへの提出用に用いる事ができます。 ここでアウトプットされたログファイルを ***.txt とします。
そのファイルを JJ1NNH 局作成の zlog_to_hamlog を利用して TURBO HAMLOG用 csv ファイルを作成します。
zlog_to_hamlog http://ocean.kz.tsukuba.ac.jp/~jj1nnh/puki/pukiwiki.php?%A5%BD%A5%D5%A5%C8%28zlog_to_hamlog%29
Zlost で先ほどアウトプットした ***.txt を開きます。
コンテスト名などをリマークスに入れるといいでしょう。
変換時の設定で、私は sentは結合しません。rcvd は「CODE」を選択し memoは結合しないにしています。 結合スイッチは「最後のアルファベットを除く」にチェックを入れます。Nameを結合ではご希望の所を、QTHを結合では、全市全郡コンテストではコンテストナンバーがQTHその物なので「結合しない」を選択していますが、その他のコンテストでは「/運用を除く」でいいのではないでしょうか。
QRA・QTH抽出では Hamlog のファイルを選択します。そして抽出開始をclickします。
その後 Hamlogへ変換に戻り「処理開始」をclickすれば、***.csvが出力されます。 そのcsv ファイルを HAMLOG の ファイル→データの結合→開く と進んで選択します。
結合するか否か聞いてきますので、はいを押だけです。 しかし事前に必ずバックアップを取っておいてください。 不慮の事故があってもバックアップファイルがあれば元に戻せます。
あとはHAMLOGを再起動するだけです。
CTESTWINの場合です。
CTESTWINは簡単です。 ファイルの出力から HAMLOG CSVファイル出力(V5) を選びます。
次のような入力画面が出てきます。
コメントを入れて、CODE欄の手動設定で RSTを除く・・・ にチェックを入れ、右人文字を削除をチェックしてOKです。すると保存するファイル名を指定するになりますので、適当な名前で保存します。
CTESTWIN の場合は TXTファイルですので、HAMLOGに結合するときは TXTファイルを選ぶ事になります。 あとは一緒です。
自分の場合は昔から Zlog を使っています。 CTESTWINを実戦で使用した事がありませんので間違っているかもしれません。お気づきの方はご指摘ください。
これからコンテストを始めようという方は 「CTESTWIN」 をお勧めします。 ZLOG はサポートされなくなって久しいですが、CTESTWINは頻繁に更新されています。
逆にコンテストでも交信は過去履歴を参照できるHAMLOGで、ログサマリー作成はzLogでという方もいらっしゃるかと。 そんな方には JA5CQH さん作成の CQHL2Z v1.01 が便利です。
http://homepage3.nifty.com/giga-toolbox/~CQHL2Z.htm
地デジ TVI対策 ― 2010年10月15日 20時00分35秒
1.ブロック状のノイズが入る。
2.次に音声が止まる。
3.映像も音声もなにも出なくなり 「アンテナを点検してください」というメッセージが現れる。
アンプへの混入はなく、SSBのもごもご音も、CWのブツブツ音も入りませんでした。
まずテレビセットの状況ですが、以下の通りです。
TV : TOSHIBA 40A1
デジタルHDD DVDレコーダー : TOSHIBA RD-S303
TVとRD-S303の接続はHDMIケーブル。RD-XS43とは D端子ケーブルとアナログ音声用ピンケーブル。
まずはテレビセットへの対策から。 以前からKURANISHIのACラインフィルターKF-113を入れていたので、まずこれだけでテスト。 結果は X
次にテレビの電源ケーブルのテレビセットに近いところにトロイダルコアを一つ。 X
二つに増やす。 X
KF-113のケーブルにもトロイダルコアを一つ。 X
次はデジタルHDDレコーダーに入るアンテナケーブルにトロイダルコアを一つ。X
デジタルHDDレコーダーからテレビのアンテナケーブルに、パッチンコアを数個。 ◎
次にデジタルHDDレコーダーからテレビへのHDMIケーブルを繋ぐと・・・ ×
HDMIケーブルにパッチンコアを数個。 ◎
アナログHDDレコーダーからテレビへのD端子ケーブルを繋ぐ ×
そのケーブルにコアを数個 ◎
テレビとデジタルHDDレコーダーへのLANケーブルにはあらかじめコアを付けました。
道路用LED照明 ― 2010年10月20日 12時59分31秒
道路用のLED照明装置も数社からリリースされています。
東芝ライティック株式会社 http://www.tlt.co.jp/tlt/index_j.htm
http://www.tlt.co.jp/tlt/new/led/e-core_ledroad/e-core_ledroad.htm
岩崎電気株式会社 http://www.iwasaki.co.jp/
http://www.iwasaki.co.jp/whatsnew/release/2010/led-road/
株式会社 因幡電機製作所 http://www.inaba.com/
http://www.inaba.com/ls/ledixway/index.html
今回はこの3社に問い合わせをしました。「ノイズ対策」はどうなっているかをです。屋外に設置しますので、ノイズが発生した場合は広範囲に影響がある事が想像できます。 きっときっちりした対策をおとりだとは思いますが、確認の意味で。
回答が来たらお知らせします。
家庭用のLED電球ですが、「西友」からの回答はまだありません。
当ブログでLED関係の記事は
http://jp1lrt.asablo.jp/blog/cat/led/
道路用LED照明メーカーからの回答 ― 2010年10月20日 18時35分21秒
岩崎電気株式会社 http://www.iwasaki.co.jp/
http://www.iwasaki.co.jp/whatsnew/release/2010/led-road/
です。 素晴らしい対応です。以下回答です。
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弊社のLED道路灯は本体と電源部が分離しており電気用品安全法の対象品となります電源部にPSEマークを付けております。
下記URLをご覧下さい。
http://www.iwasaki.co.jp/ee/faq/detail/q_106/
電源部のノイズついては電気用品安全法 電気用品の技術基準 電気用品の雑音の強さの測定方法 第7章 照明器具等 1.2雑音端子電圧の許容値
①周波数範囲0.5265以上5以下(MHz)で電源端子に起因する雑音端子電圧 56(dB)
②周波数範囲5を超え30以下(MHz)で電源端子に起因する雑音端子電圧 60(dB) (dBは1μVを0dBとして算出した値)
LED街路灯(電源部)は上記基準をクリアしています。
参考文献:(社)日本電気協会 電気用品の技術基準の解説 オーム社
以上、よろしくお願い申し上げます。
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回答にありました「電気用品安全法」の件ですが次の記事に書き換えました。
http://jp1lrt.asablo.jp/blog/2010/10/21/5430089
当ブログでLED関係の記事は
http://jp1lrt.asablo.jp/blog/cat/led/
LED電球と電気用品安全法 ― 2010年10月21日 16時19分29秒
現時点では「電気用品安全法」の適用外のLED電球ですがが、2010年度第4四半期公布、2011年度施行のスケジュールで「電気用品安全法」の改正が行われるようです。
産業構造審議会消費経済部会製品安全小委員会(第15回)-配付資料
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/data/g100525aj.html
の中の
資料2-1 事故事例等を受けた電気用品安全法の政省令改正について(PDF形式:1152KB)
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100525a02j01.pdf
には、電気用品からの事故未然防止の観点から、近年事故が散見される製品及び今後急速な普及が見込まれる製品である以下の品目について、規制対象化とするための政省令等の改正を行う。
(1)「家庭用テーブルタップコードセット」(仮称)(規制対象として新規追加)
(2)「電気掃除機」(規制対象範囲を拡大)
(3)「リチウムイオン蓄電池」(規制対象範囲を拡大)
(4)「電子発光体ランプ」(仮称)及び「電子発光体照明器具」(仮称)(規制対象として新規追加)
となっており、(4)がLEDランプ(LED照明器具)のことを指しています。
この中に
【共通事項】
既存の電気製品に共通の技術基準(材料、構造、部品及び附属品、消費電力等の許容量、雑音の強さ、電圧変動による運転性能、二重絶縁構造、始動特性、漏洩電流測定、表示)を適用する。
【個別要求事項】
省令を改正し、既存の照明(器具)の規準を踏まえ、「電子発光体ランプ」にあっては、口金の耐腐食性、口金のねじり強さ、口金の寸法等、「電子発光体照明器具」にあっては、重量による構造制限、引きひもの強度、絶縁性能等を適用する。また、LED 等に特有の長寿命特性等を踏まえた性能規定を追加する。
とあります。 「雑音の強さ」 も規制されるとここなるようで大変ありがたい事です。粗悪品のLED電球やLED照明器具の締め出しを行う改正で、基準に合致できないメーカーは淘汰される事となるでしょう。
当ブログでLED関係の記事は http://jp1lrt.asablo.jp/blog/cat/led/
追記 2012/JAN/25
2012年1月13日に交付された電気用品安全法の改正については
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/topics.htm#1koukijun
にあります。
電気用品の雑音の強さの測定方法が指定され
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/kaishaku/gijutsukijunkaishaku/fuzoku2.pdf
これの 第7章照明器具等 にその基準が載っています。
いよいよ電安法での規制がかかりました。 ちょっとだけ期待しています。
道路用LED照明メーカーからの回答 その2 ― 2010年10月21日 16時34分48秒
http://www.inaba.com/ls/ledixway/index.html
から回答がありました。
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弊社のLED道路灯につきましては、電源回路に雑音を防止する回路を設けています。
また、雑音の発信源になります、電線関係も、鋼製の照明柱に納められておりほとんど、雑音が出ない構造になっております。
(実際に、FMラジオ、AMラジオでの検証実験も行いっております。)
法律等では、LED関係はまだ規格が整っていませんが、一般の照明器具と同様に電気安全取締法の「電気用品の雑音の強さ測定法 第7章照明器具」に則って雑音のレベルを測定して、問題ないことも確認しております。
ご懸念の宮城県栗原市での電波障害は、電球型LEDを用いて街路照明にされたもので電球型LEDでは、製品によって、雑音が大きい物もあるようです。
但し、国産の照明器具メーカー(パナソニック、東芝など)の物は、規格基準を守って製作されているので、電球型蛍光ランプと同程度に収まっているようです。
個人の方のHPで下記のような書き込みがありました。ご参考下さい。
http://kays1998.blog123.fc2.com/blog-entry-119.html
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最後に紹介されたページはすでに私のコメントが書かれていますが・・・・・・
因幡電機製作所の道路用LED照明機器もノイズ対策は実施されているようです。
当ブログでLED関係の記事は
http://jp1lrt.asablo.jp/blog/cat/led/
JARL臨時総会 ― 2010年10月24日 22時51分02秒
http://www.jarl.or.jp/Japanese/4_jarl/4-3_soukai/rinji-neyagawa/rinji-neyagawa.htm
詳細は上記URLから進んでいただくとして、現在各方面で場外乱闘ではありませんが色々と議論が交わされています。
特にコメントはしませんが、下記のページを見ていると色々と考える事があります。 JARL会員でしたら是非お読みください。
http://home.p07.itscom.net/nob/teigen/teigen_228.html
http://cq-out-door.cocolog-nifty.com/jg1ktc/
http://twitter.com/#!/search/JH1XUP
皆さんは何を感じられるでしょうか。
さらにJARLのトップページには http://www.jarl.or.jp/
● 臨時総会には役員は必ず出席しますので、適当と思われる代理人のコールサインが分からない場合は、役員に委任してください。 とまで書いてあります。今回はJARL理事としても非主流派の JA1ELY草野氏が委任状を一番多く集める事が予想されるため、それを阻止するための「記名してくれ」運動です。 JARLトップページ以外にも、各 JARL支部長が同じように記名して委任してくれ活動を実施しています。同じ象さんチームでも少し意見が違うようですし・・・・・・ どうなってしまうのでしょうか・・・・・・・ 私は総会に行きますが、行けない時は委任します。白票では出さないし、棄権もしません。皆さんも自分の権利を行使しましょう。
追記 参加してきました。 http://jp1lrt.asablo.jp/blog/2010/11/21/5524340
LED電球 販売会社への問い合わせ ― 2010年10月26日 15時18分01秒
●リーダーテクノメディア http://www.lmt-inc.jp/index.html
http://www.lmt-inc.jp/products/fine_05.html
によると数種類のLED電球を取り扱っています。問い合わせた結果・・・
電波、電磁波障害の対策等ご苦労さまです。
弊社は輸入販売会社で設計、製造、解析、試験等は行なっておりません。
宜しくお願い申し上げます。
との回答が寄せられました。販売するだけで、製品のチェックには関与しないという事らしいです。
その他回答待ちは
●恵安株式会社 http://www.keian.co.jp/index.html
●株式会社ユニティ http://www.unitycorp.co.jp/index.html
LED電球 ツインバード社からの回答 ― 2010年10月29日 13時48分20秒
http://www.twinbird.jp/product/lelan2/
お問い合わせいただきました件につきまして、下記のように
ご案内させていただきますので、ご確認をお願い申し上げます。
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弊社のLED電球は次の基準にもとづき、設計しております。
1)電源ラインからのノイズ
・電安法に規制される、雑音端子電圧試験及び雑音電力試験
2)空中電波
・電波法に規制される、電界強度試験
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参考になれば幸いです。
西友からはまだなーーーんの反応もありません。
車載無線機の修理 ― 2010年10月30日 12時03分55秒
滅多に使用しません。 3に来てから全然出なくなりました。 イメージなのかもしれませんが、3のVUのFMにはあまりいいイメージが無いので・・・・
ここ数年無線機の調子もいまいちでした。 というのはボリュームのスイッチに触れていないと音が出ないのです。車を止めてQSOする場合は押さえていけばいいのですが、走行中はそうもいきません。いい加減直さないと行けないと思い、昨日KENWOODのサービスセンターに持ち込みました。
幾らぐらいかかるでしょうか・・・ 技術料は最低でも\8000程度。 あと部品代ですね。もう古いリグですから・・・ ヤフオクで見ているとまだ売り物があります。
発売は1991年で、当時の定価は \114800 でした。 高い・・・・・ バブリィですね。
直して大事に使います。車用ですから古くても問題なしです。最近流行の D-STARとかAPRS?にはあまり興味ないし。固定で使うリグはさすがに20年とか使いませんけど。
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