ついに始まった 6m マルチホップEs DXのシーズン2019年05月05日 21時00分09秒

伝え聞いた情報によると、本日17時6分頃に東海・関西の数局がEUの信号を受信したようです。 モードはFT8です。

調べてみると OH3BHL UR6QV EA9ACF EA5OL IZ6CLN の信号が受信されています。
興味がおありでしたらば PSKR でお調べください。


私は仕事でしたので運用しておりませんでしたし、入感エリアではありませんでした。

気の抜けないシーズンの開始です。 (^^)  追加情報はコメントに書きました。


SV2ASP/A Monk Apollo S.K2019年05月06日 07時59分27秒

情報によるとSV2ASP/A アポロ神父がお亡くなりになられたとのこと。
ご冥福をお祈りいたします。



PCの時間合わせ2019年05月06日 14時37分33秒

PCの時間合わせというと、NTPサーバーとの時間合わせをすぐ思い浮かべますね。

以前は「桜時計」とかが有名でした。私も以前使っていましたし、最近までは 「TimeTune」 を使っていました。このTimeTune、Vectorのサイトにあったのですが、先程見に行きましたたら無くなっていました。 もうダウンロードできないのでしょうか?

最近まで と書いたのは、最近の時間合わせは他の方法で、しかももっと正確に合わせています。

GPS を利用しています。

パソコンのUSB用GPSレシーバー、ものすごく安く手に入るようになりました。


これは大変安いのですが十分です。 私はWindows10 Pro を使っています。窓から遠いのであればUSB延長ケーブルを使えば受信数が増えます。

FT8 FT4 では時間合わせがきもです。モニターしているとDTが大きく違う局がたまにいますが、自分は絶対にズレなくなります。

このレシーバーだけでは時間合わせはできませんので、ソフトウェアをインストールします。
ちょっとだけ払うけど高機能なのは http://www.visualgps.net/#nmeatime2-content

後者のほうがいろいろな機能があります。私は後者を使っています。 グリッドロケーターも表示されます。


これを使えば移動先でのデジタル運用時の時間あわせもバッチリですし、移動先のGLも分かります。

住宅用でしたらば無料のソフトウェアでもGPSを使って時間があわせができるものがあります。GLの表示はありませんが。

便利ですねぇ~ (^^)

無線用のPC2019年05月06日 17時41分52秒

現在シャックで使用しているのは DELL のリース落ちノートPC E6520 です。 CPUは第2世代のI7 2760QM、メモリは 16GB載せています。

ノートではなくてデスクトップ機も欲しくなり色々と物色していました。

無線専用ですので、新品である必要もありませんし、最高スペックである必要もありません。また中古品で探しました。

今回は HPの 800 G1で、 Corei7 4770 搭載、メモリ16GB 、SSD 300GB , HDD 1TB とという物が安く手に入りました。


CPUは 4770 か 4790 か迷いましたが、ベースクロック 3.4GHz vs 3.6GHz , Turbo Boost 3.9GHz vs 4.0GHz の差は体感できないだろうと思い、安い方にしました。

お値段 \36,500  送料は \1,500。 ポイントが 6600pointあったので全部使いました。

使っていないモニターは自宅にありますし、キーボード・マウスも在庫がありますので有効活用できます。

そこそこの性能のPCが安価に買えていい時代です。 初めて買ったDOS/V PC は Pentium 133 でメモリは 8MB でした。 13万円もしました・・・

それ以前は PC-9821シリーズを。

今までの 2760QMのベースクロックは 2.4GHz、今度は 3.4GHz と1GHz 上がりました。 これだけ上がれば差が体感できるかもですね。

JTDX 等でのデコードでどれだけ差が出るか楽しみです。

JT Linker のエラーと対策2019年05月11日 20時49分12秒

新しく入手したPCに各ソフトウエアをインストールして、いろいろ設定していました。

デジタル通信関係では JTDX WSJT-X そして JT Linker 等を入れました。

使い始めた当初は JT Linker もうまく動作していたのですが、突然・・・




困ってしまいましたが、Facebook でお力をお借りしたりネットで調べた結果、どうやら log file が悪さをしているらしいことがわかりました。

一昨日まで使っていたノートPCから動作していた wsjtx_log.adi を移植したところ、不具合はなくなりました。 Turbo Hamlog からそれ以降にQSOした局のデータをaidfで出力し、そのログファイルにマージしたところ、それでもうまく動作してエラーが出ません。

wsjtx_log.adi は時々バックアップを取ったほうがいいのかもしれないですね。

なお悪さをしていたログはJTDXでは正常に表示・認識され、notepad でも普通に開いて閲覧ができる状態でした。

デコード比較実験2019年05月11日 23時29分02秒

何かと比較されるWSJT-XとJTDX。 デコード能力の比較の為、同時起動させてデコードの違いを見る、という実験をされたことがある方もいらっしゃると思います。

しかし本来の実力差を検証するには、同時起動よりそれぞれだけ立ち上げて実験したほうがよりわかりやすいかと思います。

そのためにWEB SDRで作成された比較用ファイル、そしておおよそ-22dBの信号を擬似的に作り上げたファイルを使ってぜひ実験してみてさい。

まずは web SDR のファイル。ダウンロード先はロシアのサイトですが、なんとなくダウンロードの方法はわかります。





次に-22dB前後の信号のファイルです。 JTDX と WSJT-x でそれぞれデコードさせてみると、明らかな差が出ます。




実験の仕方は、まずダウンロードしたファィルを解凍すると沢山の wav ファイルが出てきます。 そしてWSJT-X , JTDX ともに左上の File から Open に進んで、解凍したファイルの最初のファイルを選びます。 次に Decode remaining files in directory に進んで、残りのファイルを一気にデコードさせていきます。 デコードされた数をあとは比較するだけです。 (^^)



なお、それぞれのソフトウェアの最高のセッティングで望みましょう。

WSJT-X は AP もオンにしてください。


JTDXは






6m マルチホップ Es2019年05月12日 22時46分02秒

本日夕方17時半前後から久しぶりに6mのオープンがありました。 先週は受信しただけという感じでしたが、今回はQSOされた方も沢山いらっしゃいます。

私は所要で18時前に出かけてしまいましたが、それ以前では UN8G  4K4DX を受信しました。

残念ながら交信には至りませんでしたが、走りを楽しめた感じです。関西では TA7OM AP2AM 、また九州では 9H1TX 5B4AGN 等も入ったようです。

楽しい季節がやってまいりました。



チェックボックスが黒く塗りつぶされる2019年05月16日 18時35分34秒

3月末から4月頭にかけて悩みました。 Turbo Hamlog 等のソフトウェアのチェックボックスが黒く塗りつぶされてしまう現象にです。




ネットで検索したところ同様の悩みをお持ちの方がいらっしゃるようでしたので、解決方法を記事にいたします。

フォントキャッシュを削除で直りました。

参考にしたページは


です。また・・・
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FNTCATCH.datの損壊はWindows8/10で非常におき易い障害のようです。推測ではWindows8から導入された高速スタートアップが原因ではないかと思い割れます。
この情報を送付します。

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という情報もいただきました。 お試しください。

追記 5/18
デスクトップのテーマや背景色を変更すると直ったという情報もありました。

FT8等デジタル通信と情報共有2019年05月17日 03時48分00秒

過去にも同様の記事がありますが、また改めて。

FT8 JT65 等のデジタル通信では、ソフトウェアは違えども情報を共有する機能が備わっています。その共有された情報はPSKRのマップ等に反映されます。


自分がどこの誰にどの程度のSNRで受信されているかがわかります。これは自分の電波を受信した局が情報を提供してくれているから分かります。ご自分も受信した局の情報をホストに送信し、情報を共有しましょう。アマチュア無線なんですから情報は Give and Take で。 (^^)

設定は簡単。WSJT-X , JTDX は Settingの Reporting から  "Enable PSK Reporter Spotting" にチェックを入れます。

WSJT-X


JTDX


MSHV  Options から Radio And Network Configration に進み、"Enable PSK Reporter Spotting" にチェックを入れます。



さらにその情報に正確性を出すため、ご自身の Grid Locator は正確に入れましょう
各ソフトウェアには自局の Grid Locator を入力する場所があります。 少なくとも6桁 のデータを入れましょう。 4桁だと大雑把な位置表示になり、PSKR地図上で海上になってしまったりします。

JT Alert をお使いでしたらば


Send Spots to HamSpots.net にチェックを入れましょう。 PSKRではなく 
に情報を送ってくれます。 ここはどなたでも無料て使えますが登録が必要です。
ログインして My spots に移動すると自分がSpotした局と、自分のことをSpotしている局のリストが出てきます。 右上のボックスにコールサインを入れて Search をクリックすれば、その局がspotした局のリストと、その局をspotした局のリストが出てきます。 情報を非公開にしている局は・・・


のように表示されます。

情報共有は強制ではありません。しかし非公開にするメリットもないでしよう。ご自身の信条で設定されて良いと思いますが、ほとんどの方は情報を送ってらっしゃいます。

また自局のアンテナなどの情報を送る設定については、この記事を御覧ください。



過去の同様の記事は

6m band FT8運用について2019年05月20日 12時13分02秒

タイトルの件、私も含めて無線雑誌には、夏至前後のDXシーズンについて

マルチホップEsで入感する大陸超えのDXとの交信では、日本の局はTX/RXのシークエンスを合わせ、受信シークエンスで日本の局同士が強い信号で影響を与え合わないよう、原則として送信は 2nd, ODD(奇数), 15/45 のピリオドで行う

という自然発生した慣習を書かせていただいております。

原則ですので、反対側にでてきたDXをコールするのを止めましょうというわけではありません。

今月5月から、マルチホップEsで北米、中央アジア、中東、ヨーロッパ、そしてアフリカまでが入感する可能性のある8月上旬までは、国内向けまたDX向けに関わらず、CQを出す際は「2nd, ODD(奇数), 15/45 のピリオドで行う」様にご協力いただければと思います。

CQは応答があるまでの長時間出す方がほとんどです。その間仮に 1st、00/30側で出されると、DXの入感に備えて待機している場合、実際にDXが入っている場合ともに影響を免れません。
一方で 2nd, 15/45 でCQを出されていたとすると、応答があったとして影響は最短で1分チョットです。

この時期だけ奇数側 2nd 15/45 と言っても無理だと思い、私はCQ誌の別冊付録で 「CQは原則 2nd  ODD(奇数) 、15/45で出すことを強く推奨します」と書きました。普段からこの習慣がついていれば意識しなくてもできるからです。

実際、何もオープンしていない時はどちら側で出しても何の影響もなく、DXerと呼ばれる方々も時には 1st, 00/30 で国内向けCQを出されます。しかしこれはコンディションを把握した上でのことであって、何も考えないで出しているわけではないはずです。

私はDX至上主義ではありません。しかし 6m bandの特性を考えれば、DX、特にマルチホップEsで入感する超遠距離のDXは保護してしかるべきであろうと思います。

昨年の FT8、また一昨年のJT65の運用においても 「JAは2nd 」とという慣習が守られてきました。 この慣習は欧米で広く認知されています。 今年も皆さんのご協力の下、私も含めてできるだけ多くの方が、普段できないような超遠距離DXとの交信を成功するように祈願しております。

ソフトウェアの設定方法については昨年の記事に書いてございますので、ぜひお読みいただければと思います。