ALL JA コンテスト レビュー 20212021年04月26日 07時22分50秒

今年もALL JA コンテストには X50H で参加しました。
昨年はレビューは書かなかったのですが、今年は書いてみようと思います。

参加はいつもの自宅からです。コンテストはほとんどの場合自宅からです。楽ちんですので。設営・撤収はありませんし、いつでもトイレ、いつでも仮眠が可能です。冷えたビールもその気になれば飲めます。(コンテスト中は飲みませんが)

設備の変更はありません。いつも通りアンテナは3系統。メインのリグとメインのアンテナ。サブのリグに2本のアンテナ。PTTを連動させてサブを壊さないようにして、音声出力をミキシング回路を経由してヘッドフォンの左右で聞き分け。アンテナの写真は QRZ.COM に載せています。

当日の仮眠はわずか1時間。 15時から16時までしか眠れませんでした。
18時に食事として20時前にはシャックでリグのスイッチを入れると・・・ おお・・・ 気合の入っている JK1LSE 本田さんを発見。50.3502MHzというエッジにいらっしゃいます。声をかけて少しQSO。QSOが終わるとJL1EEI江沢さんが声をかけてくださったので 50.357MHzにQSY。ラグチューをしてエールの交換。 1kHz上がってCQ。 JK1WSH鶴留さんにお声がけ頂きQSO。 その後目黒区の JQ1IBI小林さんからお声がけいただきました。小林さんは20mでコンテストにご参加とのこと。21時までそのまま話し込み、コンテストが幕を開きました。

快調に呼ばれます。 最初の3分で13QSO。10分で34QSO。30分で81QSO。1時間で137QSO。昨年とほぼ一緒のペースで進みます。これはいいなと思いましたが、22時台と23時台は昨年のペースには追いつけず早くも失速。バンドスコープを見ると、CWがかなり賑わっている感じがします。日が変わる前にCWに移行した方が沢山いらしたのでしょうか。

SSBでRUN開始して1時間。秋田県移動のJH7VTE/7局が呼んできてくれました。秋田は結構終盤でQSOすることが多いのですが、今年は開始一時間でGetです。ちょっと幸先いいかもでした。

私は開始3時間はSSBでRUNと決めています。今年もその通り動きました。00:06までSSB、後にCWへ。0時以降はCWというのは家庭内SWRが上昇しないための予防策です。まあCWの方が体力も使わないので楽ですし。

仮眠は毎年2時から5時と決めています。経験上ALL JAコンテストで6m シングルバンドでは、ほぼ影響がありません。 6mシングルバンド参加の皆さん、この時間帯は体力温存の為寝ちゃいましょう。(笑)
2時に仮眠するまではCW。やはりCWに人が早い時間帯から移ったのか良いペースでQSOが進みます。昨年のペースを凌駕しています。しかしトータルで見れば昨年の仮眠時間までのQSO数には追いつかずでした。

予定通り5時まで仮眠です。

昨年は寝過ごして6時手前まで寝てしまいました。今年はバッチリ起きて軽く朝食をとった後にCWで再開。 CWは朝8時まで。 休みの日に朝早くから 「CQコンテスト」 なんてやったら家庭内SWRが∞になってしまいます。 (^_^;)
今年は結局9時前までCWでした。 家族はゆっくり眠れたでしょう。

その後はSSBとCWを行ったり来たりですが、体力的にSSBは疲れるので、おっさん向きではありません。ボイスメモリも少しは使いましたが、ほとんどマイクを握っての運用です。録音の声質がなんかイマイチで・・・ コンテストの時は普段の声より1トーン高い声で運用しています。その方が通りが良いためです。実際運用していても相手の方が低い声だと了解度は信号が弱い時は低いですが、高い声だとよく通ります。なかなか相手に通らないという時はぜひ高い声をお試しください。

時々MSがあるのか同じ周波数でいきなり他局が運用している電波が入ってきます。交信には繋がらないごく短時間のMSです。Esが出ないかなぁ・・・・と NICTのサイトも見ますが全然だめ。 DX CLUSTER や PSKREPORTER.INFOも見ています。 FT8ではJD1BQA局が本土まで飛ばしている様子がわかります。コンテストには出てくれないのかぁ・・・ しかし南側にScが出れば良いなと思いました。

しばらく兆候はありませんでしたが、FT8でVK方面のオープンが始まりました。これはScがあるに違いないと思いました。


16時40分過ぎから南に向けてCWでCQを出すと・・・

キターーーーーーーー 先ずは福岡のJH6EYLさんからのコールを頂きました。続いて和歌山からJF3QJRさん。メーターをガンガンふらして入ってきます。これは行けるという気持ちが出てアドレナリン噴出。 しかしScのパイルは難しい・・・ ガツンとしたScのオープンではないのでフワフワ フワフワと弱い信号のパイル。全然取れません・・・ 自分のCW能力の減退を感じます。 しかし 19 23 39 43 45 の各県の方とQSOできました。 この時間帯が一番スリリングで楽しかったかもです。

Scもしぼみ後は根気よく続けるだけです。

最後20時台は5QSOしかできませんでした。  

21時で終了。 食事と入浴の後すぐに就寝。  で今朝は6時前に目が覚めてこれを書いています。

QSOしていただいた皆さんありがとうございました。 

今回のハイライト
1.いつも結構手こずる秋田県ですが、早い段階でしかもSSBでできた。
2.素晴らしいScを捉えることができた。
3.1st QSOの方がたくさん呼んでくださった。 おなじみの方も沢山。助かります。

今回のローライト
1.ScでCWパイルになった時に取り切れない自分のCW能力・・・
2.ギリギリの信号の時に粘っていただけない方が沢山。
3.3回も4回も呼んでくる方がいらっしゃいました。ログはおつけになってないのでしょうか?


ギリギリの時に粘って欲しい。 一局でも多くQSOしたい。 しかし相手の方が粘っていただけないとがっかりしてしまいます。
SSBで「アンテナ向けますのでロングにコールしてください」と言っても1回か2回のコールでスタンバイ。アンテナを向けきれないので再度お願いするともういない。
CWで「PSE PSE AGN AGN」と打っても1回しか再送してくれない・・・ すみません。取れないので何回もとお願いしているつもりでした。
相手のご都合、早く次行きたいというのもあるかとは思います。しかしコンテスト終盤ですぐに逃げられてしまうと精神的ダメージは大きいです。(^_^;)
JH7UYO/1さん、5分も粘ってくれてありがとうございました。


そういやCWで不思議なことが何回も。
パイルっだったりQSBがあったりしてコールサインが一部しか取れなかった時、その取れた部分を指定して応答しますが、例えば「/1」が取れたとして「/1?」と返しても応答がなく、再度CQを出したら呼んでくるとか、コールサインの一部「JA1」が取れて「JA1?」と返したのに出てこず、再度CQ出すと呼んでくるとか・・・ 違う方ではなくて聞こえ方からして同じ方なんですよね。なんででしょうね。



以下ネタバレになります。 見たくない方はけっしてクリックなさらないでください。

QSOしていただいた皆さんありがとうございました。
こちらの耳が追いつかなくてQSOできなかった皆さん、申し訳ありませんでした。これに懲りずまたよろしくお願いいたします。

最近はFT8で遊んでいることが多かったですが、コンテストでの運用は非常に楽しかったです。 これからは6mのシーズンなのでほぼ6mに張り付いていると思います。 またお会いしましょう。

















速報値 暫定結果は以下のとおりです。 スコアはクリックしないと見れませんが、交信数の推移のグラフとマルチは画像ですので見ることができます。 見たくない方はここでページを閉じてください。











暫定結果です。

 CALL : JP1LRT
 CONTEST : 2021 ALL JAコンテスト

  Band   QSOs   Pts  Multi
 3.5MHz     1     0    0
 14MHz      1     0    0
 50MHz    701   688   32
--------------------------
 Total    703   688   32

Score : 688x32=22,016点
 3.5MHz 14MHz は友人とのQSOです。

Dupeが13もあります・・・ orz



交信数の推移のグラフです。 昨年の結果と重ねています。




交信できたマルチです。