無線機が燃えました2014年04月04日 15時52分23秒

無線機が燃えました。 と言ってもメインで使っている ICOM IC-7600 ではありません。

某社の人気の現行機種です。 機種名などは今後明らかにするかもしれません。

ある周波数帯のあるモードで送信中、内部で発火し大量の煙が排出されてきました。(内部なので炎は見えません)すぐに送信を停止し、ファンを回し続けるため20秒ほど待ってから電源を切りました。

しばらくして電源を入れてみると、受信は可能送信は不可でした

サポートに電話をし、事象を説明。通常の使用方法で誤った使い方はしていない事、突然送信中に大量の煙が排出されてきた旨を伝えました。その時の担当者は発煙した事を伝えてもなんの危機感も持っていない様子でした。預からせて欲しいとも言われませんでしたし、何がおきたか確認したいとも言われませんでしたし、基板交換ならば費用がかさむとは言われましたが、壊れたままでは困るので修理を依頼。サポートに送付しました。先ほど担当者から電話がありました。その内容は以下の通りです。

「基板が焼損している為交換が必要。費用は基板代 55000円、修理総額として 70000円ほどかかる」      

現行機種を通常の使用方法で使っていたのにもかかわらず、一歩 間違えれば火災につながるかもしれない現象が発生しました。現象に気づき事なきを得ましたが、本体は非常に熱を持っており、注意深く 触らなければ軽い熱傷になっていたであろうと思われます。

正常動作の安定化電源をつなぎ、整合の取れたアンテナを繋いで運用していたのにもかかわらず、突然の出来事に驚きを隠せません。
担当者は基板交換だけで済まそうとしています。多くのユーザーがいるであろう人気の現行機種でのトラブルに危機感を全く感じていないどころか、使用者である私に非があるかのような雰囲気で話されました。

とうてい私は納得する事ができず、何もしないで着払いで返送して欲しいと伝えました。  こちらに到着後、国民生活センターへ焼損した写真などを併せて送付しようかとも思っています。

久しぶりにblogのネタになるような出来事が発生しました。

以前 ICOM の電源ケーブルが溶解した事件(コンテスト中に電源ケーブルのヒューズ部分が 溶解 黒く焦げ 発煙した)では、製品の回収と代替品の提供、さらには怪我がなかったかの確認のメール、そして製品の解析結果と追加実験に関する資料まで送ってくれました。さて今度はどうでしょうか?