2017 東京UHFコンテスト 参加 ― 2017年11月24日 13時19分15秒
参加しました。 今年も自宅からです。
設備はいつもどおり FT-857DM +AMP 13mh 20el single Yagi です。
今年もこのリグで。近接周波数に強い局が出るとお手上げなこのリグでの参加です。
開始前から通常交信をするために周波数を探しますが、433.00MHz近辺は全て使用されています。コールサインを言わない業務使用の免許のないことが疑われる方々、使っているか否かを確認すると使用していると言われ、コールを名乗ると相手もコールをいう周波数、そんなことの繰り返しでようやく見つけたのは 432.82MHz でした。 もう少し 433.00MHzに近ければと思ったのですが仕方ありません。 20ele をぐるぐると回しながらCQを出し、色々な方向の方と交信をして周波数を確保しました。
幸いにしてその間もコンテスト中のRUNでもQRMはありませんでした。
東京UHFコンテストは「電信電話」部門しかありません。そして430MHzでの参加であるならば、主要なモードはFMとなります。次にCW、そしてSSB。SSBに出られる方はほとんどがFMにも出られると考えると、主戦場はFMでサブはCWとなります。
入賞を狙うのであればFMでRUNをし続ける必要があります。
ALL JA等では最初の3時間をSSBでRUNしますが、この東京UHFコンテストは6時間の中で最初の4時間半をRUNと決めていました。言うまでもなく私のリグにはボイスメモリーはなく「耐久戦」です。喉がカラカラになるまでCQ 東京コンテストです。
さて、時間とともにコンテストになだれ込みます。交信ペースは昨年をやや下回る感じで推移します。午前中は雨でしたので移動局は少ないと思いました。
冒頭にも書きましたが、近接周波数に強い局が出ると・・・ アンテナの向きを変えて対応しますがそうすると交信できるエリアに偏りができてしまい非効率です。相手方はなんともないのだと思いますが、私は影響を受けてしまいます。40kHz下で超強力局がCQを出し始め、その局に対してサイド方向にアンテナを向けざるを得ない場面がありました。なんとかしたいものです。
杉並区は言ってみれば東京のへそ、関東のへそと言っても過言ではありません。人口の多い地域のその中心付近に位置しているため、アパマンハムの多くと交信が可能です。それが得点UPに大きく寄与していると思います。これはVUHFのコンテストでは特に顕著です。今回もハンディーで歩いていると思われる局とも交信ができています。
今回のコンテストでもモードチェンジは13時半過ぎに行いました。それまでは一切の呼び廻りをせずです。FT-857DMはDUAL WATCHも当然できませんし、サブの受信用の設備も用意していませんので、RUNをしながら他の周波数を探るというSO2R的な事はできません。
まずはSSBを聞きますが、一局しかいないのでQSO後はすぐにCWに。呼びまわるのも良いかもしれませんが、ここは踏ん切りをつけてRUNです。 お会い出来なかった方とは今回は縁がなかったと割り切るしか無いです。
一時間で33 QSOをCWでした後に再びFMに戻りました。数局呼んだところでRUNの周波数を探します。 433.02MHzでは渋谷区の7N1MJH中谷氏が快調にRUNをしています。隣の 433.04MHzが空いているのを見つけアンテナは西向きのままRUN開始。西向きの意図は取れていない都内の市部マルチが取れればいいなということでした。
しかし30分で15QSOという結果でコンテスト終了。
昨年の自己スコアに届かずという結果に終わりました。
既に 7N1MJHさんのスコアには届かないことが確定していますし、影響は皆無と思い暫定結果を発表します。
CALL : JP1LRT
CONTEST : 2017 東京UHFコンテスト
Band QSOs Pts Multi
430MHz 319 484 56
--------------------------
Total 319 484 56
Score : 484x56=27,104点
430MHz 319 484 56
--------------------------
Total 319 484 56
Score : 484x56=27,104点
昨年との比較です。 一度も昨年に追いつけず・・・
取れたマルチは。
★ハイライト
1.御蔵島の固定局から呼ばれて三宅支庁マルチが埋まった。
これだけですね・・・・・・・・・・ orz
★ローライト
1.リグの近接周波数特性がボロボロ。
2.RUNをする周波数が低すぎた。
3.全区賞を逃した。
4.飲食料をリビングに忘れてきた。その為6時間飲まず食わず・・・・・・・ orz
東京都未交信区は 大田区 荒川区 と意外なところが残りました。荒川区の JA1FATさんは、今年はなんと新宿区移動をされてらっしゃいました。
東京都未交信市は 昭島市 東大和市 武蔵村山市 羽村市 です。 赤字の2市はここ3年の東京UHFコンテストでは未交信となっています。
固定での参加は設営と撤収にかける時間とエネルギーが省けますので、その分オペレーションに力を入れられますが、今回は最後は明らかにエネルギー不足。飲み食いなしは辛すぎました。CWに移行した時にリビングへ行けばよかったと後悔しています。
QSOしていただいた皆さんありがとございました。(^^) またよろしくお願い致します。
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