アマチュア無線への500kHz分配と海洋レーダー2010年11月03日 08時45分43秒

2012年世界無線通信会議(WRC-12)の各議題に対する我が国の考え方に係る意見募集がされています。
いわゆるパブリックコメントです。

http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02kiban10_02000016.html

このなかで、アマチュア無線家に影響があると思われるのは2点です。

1.アマチュア無線への500KHz分配
2.海洋レーダー

1.に関しては歓迎する事だと思いますが、2.に関しては大変気になる記載があります。

海洋レーダーの周波数として 3-50MHz帯の中で配分するとあり、4.5±1MHz帯、9±2MHz帯、13±1MHz帯、16±1MHz帯、26±4MHz帯及び43±4MHz帯の各周波数帯において、固定・陸上移動業務のみへの分配がある帯域については、必要離隔距離の確保や海洋レーダーの出力制限などにより既存業務との共用が可能でありうるので一次分配を、また、海上移動業務への分配がある帯域については、海洋レーダーと既存業務との共用は個別の調整などにより可能であるので二次分配を、それぞれ優先的に選択・要求するのが適当である。

と記載されています。 周波数帯によってはアマチュアバンドに近接、または浸食される事も危惧されます。文言の中で 「一次配分」 もあり、見過ごす事はできません。現在パブリックコメントを受付中ですが、JARLはどのようなスタンスなのかメールにて問い合わせています。また私個人もパブリックコメントを出してみたいと考えています。

この記事をお読みの皆さんも、何か感じられる事がありましたら是非パブリックコメントを出されてください。黙っていると了承したと見なされてしまいます。


JARLの見解  もご覧ください。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
管理者のコールサインは? 小文字で。My callsign? Small leter only.

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://jp1lrt.asablo.jp/blog/2010/11/03/5465213/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。